【漢字】珍しい五字熟語
漢字文化ならではの、漢字の組み合わせで生まれた熟語の中で、比較的長めで珍しい五字熟語の数々をご紹介。
珍しい五字熟語
定番の四字熟語に比べると珍しいですが、かっこよかったり珍しかったりの五字熟語もちょいちょい存在します。
温良恭倹譲(おんりょうきょうけんじょう)
おだやかで、すなおで、うやうやしく、つつましく、ひかえめなこと。孔子が人に接する態度を評していった言葉。
希代不思議(きたいふしぎ)
めったに起こらないような不思議なこと。世にもまれなこと。また、そのさま。
糠味噌女房(ぬかみそにょうぼう)
家事に追われ所帯じみてしまった妻。また、自分の妻をへりくだっていう語。
白髪三千丈(はくはつさんぜんじょう)
長年の憂いが重なって白髪が非常に長くのびることを誇張していった言葉。心に憂いや心配事が積もることのたとえ。
十重二十重(とえはたえ)
騎士道精神(きしどうせいしん)
中世のヨーロッパで、騎士階級の人間が模範とした精神のこと。
騎士たる者としての忠義の他、貴婦人への献身も説かれている。
武士道精神(ぶしどうせいしん)
武士階級における道徳体系。武士社会の道が確立された。それは主君に対する絶対的服従と忠誠を基本的理念としながら,農工商三民に対する治者としての精神,行動を強調するものであった。
武士としての基本的な考え方に義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義がある。
白無垢鉄火(しろむくてっか)
表面はおとなしそうに見えるが、内実はたちの悪い者。
参考