クラシエ株式会社（フーズカンパニー）は、1986年誕生のロングセラー商品「ねるねるねるね」と「ヨーロピアンシュガーコーン」から、今までにない禁断のコラボレーション商品を2024年6月17日(月)に発売しました。

「ねるねるねるね　ヨーロピアンシュガーコーン味」と「ヨーロピアンシュガーコーン　ねるねるねるね味」という、誰もが想像もしなかった組み合わせの商品が実現した背景には、両ブランド担当者の熱い想いと、数々の困難を乗り越えた開発秘話がありました。

「ねるねるねるね」は、粉と水を混ぜることで色が変わって膨らむ、驚きの体験ができるふわふわお菓子として、1986年から多くの人に愛されています。一方、「ヨーロピアンシュガーコーン」は、サクサクのコーンとアイス、チョココーチングの絶妙なバランスが楽しめる、マルチコーンＮｏ．１ブランドとして、同じく1986年に誕生しました。

今回のコラボレーションでは、それぞれの商品の特徴を生かしつつ、お互いの味を再現するという、非常に難しい課題に挑みました。

「ねるねるねるね　ヨーロピアンシュガーコーン味」では、「ねるねるねるね」の特徴である“ふくらむ変化”を生かしつつ、「ヨーロピアンシュガーコーン」のバニラ味を再現することが大きな課題でした。バニラの甘さを表現するためには、酸味と塩味を抑える必要がありましたが、酸と重曹の量を減らすと、今度は「ねるねるねるね」の“ふわふわ”が失われてしまうというジレンマがありました。開発チームは、何度も試作を重ね、味と変化を両立できる奇跡の配合を見つけるまで、諦めずに努力を続けました。

「ヨーロピアンシュガーコーン　ねるねるねるね味」では、サクサクのシュガーコーンとコーンの内側にあるチョココーチングは必須であるため、風味はコーンをベースに設計する必要がありました。開発チームは、「ねるねるねるね　ブドウ味」の風味を、いかにサクサクのシュガーコーンとアイスに調和させるか試行錯誤を重ね、ぶどう果汁を使用することで、懐かしいブドウ味を再現することに成功しました。

開発過程では、厳しい意見や試作品に対する否定的な反応に直面することもありましたが、開発チームは「絶対に期待を裏切らない商品を作りたい」という強い意志を持って、開発を続けました。そして、ついに、両ブランド担当者も納得のいく品質の商品が完成しました。

このコラボレーションは、単なる商品の組み合わせではなく、それぞれの商品が持つ魅力を最大限に引き出した、まさに“禁断の挑戦”と言えるでしょう。

「ねるねるねるね」と「ヨーロピアンシュガーコーン」という、誰もが子どもの頃に親しんだお菓子のコラボレーションは、驚きと懐かしさで胸がいっぱいになりました。開発チームが、それぞれの商品の味を再現するために苦労を重ねた様子が伝わってくる文章からは、商品への愛情と情熱が感じられます。

「ねるねるねるね　ヨーロピアンシュガーコーン味」は、バニラ味の「ねるねるねるね」に、シュガーコーンのサクサク食感と香ばしい味わいを再現したクランチコーントッピングと、濃厚なチョコソースが加わった、まさに夢のような商品です。一方、「ヨーロピアンシュガーコーン　ねるねるねるね味」は、サクサクのシュガーコーンと、ぶどう果汁で味を調えた「ねるねるねるね　ブドウ味」をイメージしたアイスが組み合わさり、まるで「ねるねるねるね」がアイスになったような、新しい美味しさを提供しています。

開発チームは、試作を重ねる中で、商品の味について様々な意見や葛藤があったようです。しかし、それでも諦めずに、最高の商品を作り上げようとした開発チームの情熱に、深く感銘を受けました。

このコラボレーションは、単に異なる商品を組み合わせただけではありません。それぞれの商品の魅力を最大限に引き出し、新しい価値を生み出した、素晴らしい試みだと思います。この商品を通して、多くの人が懐かしい思い出を呼び起こし、新たな発見を楽しめることを願っています。