nana's green tea 香港2号店がオープン!THE SOUTHSIDEに新たな茶室空間
日本発の抹茶カフェ「nana's green tea」が香港に2号店をオープン。新商業施設THE SOUTHSIDEに、現代的な茶室空間をコンセプトにした店舗が登場。大門酒造とのコラボレーションなど、注目すべき点は満載です。
nana's green tea 香港2号店がオープン!THE SOUTHSIDEに新たな茶室空間誕生
日本茶・抹茶をテーマとするカフェブランド「nana's green tea」を運営する株式会社七葉は、2024年6月21日に香港2号店となる「nana's green tea Hong Kong THE SOUTHSIDE store」をオープンしました。
香港での店舗展開は、2023年9月にMTR啓徳駅隣接の「AIRSIDE」に1号店をオープンした後、今回2号店となる「THE SOUTHSIDE」がオープンしました。
「THE SOUTHSIDE」はアイランドサウスエリア最大のライフスタイルモールで、2023年12月にソフトオープン。総床面積510,000平方フィートのモールには、飲食店やショップが軒を連ね、MTR黄竹坑(ワンチャックハン)駅直結というアクセス抜群の立地も魅力です。
今回の2号店は、「和風」ではなく「現代の茶室」をコンセプトにデザインされています。ブランドの理念である「日本に昔からある茶文化を現代的な解釈で楽しめる店」を体現しており、茶室のミニマルな再現は、香港で茶室を経験したことがない人にも、茶室文化に触れる機会を提供します。
店内には、空間を映し出す特殊加工の金属板が天井に施され、ゆがみによる不完全な美しさを感じられます。
オープン当日の6月21日には、12:00からオープニングセレモニーが開催され、株式会社七葉の代表取締役である朽網一人氏による挨拶や、大門酒造の日本酒による鏡開きなどが行われました。大門酒造は、200年近くの歴史を持つ手造りの酒蔵で、六代目の大門康剛氏は香港との繋がりも深く、ミシュラン星付きレストランのシェフとのコラボレーションイベントなども開催しています。
「nana's green tea」は、日本茶の魅力を世界に発信するブランドとして、今後も海外展開を積極的に進めていく予定です。
香港に2号店をオープンした「nana's green tea」は、現代的な茶室空間という新しいコンセプトに挑戦しています。日本らしい伝統的な要素を残しながらも、現代的なデザインを取り入れることで、幅広い層のお客様に受け入れられる空間を実現していると感じます。
特に、茶室をミニマルに再現したという点は、従来の茶室のイメージを覆すものであり、新鮮な驚きがあります。茶室の文化に馴染みのない人にとっても、親しみやすく、茶室の世界に触れられる機会を提供しているのではないでしょうか。
また、大門酒造とのコラボレーションも、日本の伝統文化を海外に発信する上で重要な役割を果たしていると思います。日本酒と抹茶の組み合わせは、新しい発見をもたらし、両文化の魅力を再認識させてくれます。
今後「nana's green tea」がどのように海外展開を進めていくのか、注目していきたいです。