下北沢に「うなぎの寝床」新店オープン!食と地域文化をつなぐサテライト店舗
福岡県八女市発祥の地域文化商社「うなぎの寝床」が、下北沢に新店舗をオープン。食文化をテーマに、地域のものづくりや文化を伝えるサテライト店舗として、都市部での地域文化発信拠点となる。
下北沢に「うなぎの寝床」新店オープン!食と地域文化をつなぐサテライト店舗
地域文化商社「うなぎの寝床」が、2023年6月19日、下北沢に新店舗「うなぎの寝床 下北沢店」をオープンしました。同店は、グループ会社である鎌倉山米店が運営するおにぎり屋に併設されており、“食や食文化”を切り口にしたサテライト店舗として、都市部での地域文化やものづくりとの接点を築くことを目指しています。
「うなぎの寝床」は、2012年に福岡県八女市で九州ちくごのものづくりを伝えるアンテナショップとしてスタートしました。12年の活動を通して、九州やちくご、そして全国のものづくりを通して、様々な視点から地域文化を捉えることができるようになりました。
下北沢店では、器や箸、久留米絣のMONPEなど、食に関わるものづくりを展示・販売することで、実際に手に取って、食や食文化から見える地域文化を感じてもらうことを目指しています。
例えば、品川の“やきとん”と墨田の“皮のなめし”のように、一見関係ないように見える食文化とものづくりにも、深い繋がりがあることを、同店では紹介していきます。また、私たちが普段何気なく口にする「食べ物」と、私たちが普段身につけている「衣類」や「道具」との意外な繋がりも、展示を通して知ることができます。
「うなぎの寝床」は、これまで地域文化を意識することがなかった人々にとって、地域文化への入り口となることを目指しています。また、ものづくりに触れてきた人々にとっては、新たな視点を得られる場となることを目指しています。
「うなぎの寝床 下北沢店」は、食文化を通して地域文化を体験できる、新しいタイプの店舗です。下北沢を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。
「うなぎの寝床 下北沢店」は、食文化を通して地域文化を体験できる、新しいタイプの店舗です。単に商品を販売するだけでなく、食を通して地域文化やものづくりの背景を紐解き、新たな視点を与えてくれる場所となっています。
下北沢という若者文化が活発な街に、伝統的な地域文化を根付かせようという試みは、非常に興味深いものです。都市部に住む人々にとって、地域文化への関心を高めるきっかけになるだけでなく、地方の文化や伝統を守り、発展させるための新しいモデルケースになる可能性も秘めていると感じました。
「うなぎの寝床」が今後どのような取り組みを展開していくのか、注目していきたいです。