ファッションとライフスタイルを提案するセレクトショップ「UNITED ARROWS」が、クラフトサケの醸造所「LIBROM」と「ぷくぷく醸造」とタッグを組み、新しいクラフトサケ『ホップとミカンとミント』を共同で醸造しました。2024年6月7日(金)から、ユナイテッドアローズ 原宿本店 1F UA BARや、全国のLIBROM、ぷくぷく醸造のお取扱い店にて発売されます。

このクラフトサケは、ぷくぷく醸造が得意とするホップ、LIBROMの定番であるミント、そしてUNITED ARROWSのブランドカラーであるオレンジから連想されるミカンを副原料に、福島と福岡のお米をブレンドして発酵させたものです。

ミカンは皮ごとすり潰して発酵させることで、ホップとともに柑橘系の香りと複雑な味わいを生み出し、さらに若干の苦味も加わっています。和薄荷を使用したミントは、日本の夏の清涼感を感じさせるアクセントとなっています。ホップ品種には、柑橘感とハーブの香りが特徴的なVISTAとCITRAを選抜し、ミカンとミントの風味を引き立てるように設計されています。

麹には黄麹と白麹をブレンドすることで、バランスのとれた甘みと酸味を実現。アルコール度数は一般的な日本酒より低めの10%に抑えられています。それぞれの原料の香りが調和し、あまずっぱくジューシーな風味と、発泡感とミントの爽やかさが口の中に広がる、新しいタイプの日本酒となっています。

ラベルデザインは、ぷくぷく醸造のラベルを手掛ける福島県南相馬市在住のデザイナー西山里佳さん（marutt Inc.）が担当しました。LIBROMのロゴである「花」と、ぷくぷく醸造のロゴである「たぬき」、そしてUNITED ARROWSのブランドカラーであるオレンジを組み合わせ、ドット絵で表現されています。ドット絵の「たぬき」は、UNITED ARROWSとぷくぷく醸造のコラボレーショングッズであるロングTシャツやキャップのモチーフとしても採用されています。

このコラボレーションによって生まれたクラフトサケ『ホップとミカンとミント』は、従来の日本酒のイメージを覆す、斬新で個性的な味わいを提供します。日本酒ファンはもちろん、新しいお酒を探している人にもおすすめです。

UNITED ARROWS、LIBROM、ぷくぷく醸造という異なる分野の3社がコラボレーションしたクラフトサケ『ホップとミカンとミント』。それぞれのブランドの個性が融合し、予想外の組み合わせでありながら、驚くほど調和のとれた味わいに仕上がっていると感じました。

ミカン、ホップ、ミントという組み合わせは、一見奇抜に思えるかもしれません。しかし、実際に飲んでみると、柑橘系の爽やかな香りと、ミントの清涼感、そしてホップの苦味が絶妙なバランスで調和し、複雑で奥行きのある味わいを生み出しています。発泡感も心地よく、後味も爽やかで、暑い夏にぴったりの一杯です。

ラベルデザインも、ドット絵で表現された「たぬき」が可愛らしく、遊び心を感じます。それぞれのブランドの個性をうまく表現しており、見ているだけでも楽しい気分になります。

クラフトサケは、近年注目を集めている新しい日本酒です。従来の日本酒のイメージとは異なる、個性的な味わいが魅力です。今回のコラボレーションによって、クラフトサケの可能性がさらに広がったと感じました。

日本酒好きはもちろん、新しいお酒を探している人にもぜひ試していただきたいです。