世界最高峰のショコラティエを決める大会『ワールドチョコレートマスターズ(WCM)2022』で、日本人初の三冠受賞を果たした実力派シェフ田中二朗氏。彼が率いる「カルヴァ」から誕生した新ブランド「北鎌倉門前カルヴァ」が、ジェイアール名古屋タカシマヤに期間限定オープンしました。
「北鎌倉門前カルヴァ」は、“DELICIOUS”と“ELEGANT”を融合させた「DELIGANT」をコンセプトに、世界中の人々に幸せを届けるスイーツを生み出すブランドです。田中氏の洋菓子づくりの技術に、日本の伝統的な製法や工芸を取り入れた、今までにない斬新なスイーツがラインナップされています。
ラインナップは、こだわりの卵を使ったしっとりとしたカステラ「門前焼」、伝統工芸の“わっぱ”から着想を得たショートケーキ「門前わっぱ」、和のロールケーキ「門前巻」、アーモンドクリームと粒あんをパイで包んだ「門前包」、濃厚なクレームブリュレ「門前焦」など、バラエティ豊かです。さらに、田中氏の兄であるパン職人の田中聡氏とのコラボレーションによる「クリームメロンパン」も販売されます。
「アムール・デュ・ショコラ」で大人気だった「羊羹ショコラ」シリーズも、定番の「羊羹ショコラ」に加え、柚子の香りが爽やかな「柚子羊羹ショコラ」が新登場しました。
田中氏は、「日本ならではの“和”の文化を、“洋”の技術を通して北鎌倉から世界に発信したい」という思いで「北鎌倉門前カルヴァ」を立ち上げたと語っています。
期間限定ショップは、ジェイアール名古屋タカシマヤで開催され、7月3日(水)~9日(火)は田中二朗氏が連日来店予定です。10日以降のスケジュールは、ジェイアール名古屋タカシマヤ「アムール・デュ・ガトー」の公式インスタグラムアカウント(@amour_nagoya)で確認できます。
ショコラ世界大会優勝シェフによる新ブランドということで、期待に胸を膨らませて「北鎌倉門前カルヴァ」の期間限定ショップを訪れました。
店内は、上品な和のテイストでまとめられており、ショーケースに並んだスイーツはどれも美しく、見ているだけでも幸せな気分になります。
今回私が試食したのは、「門前焼」と「門前わっぱ」です。「門前焼」は、しっとりとした食感と優しい甘みが口の中に広がり、まさに至福のひとときでした。
「門前わっぱ」は、わっぱの素材の香りがほんのり漂い、新鮮なフルーツの酸味とクリームの甘みが絶妙なバランスで調和していました。
田中氏のスイーツは、見た目だけでなく、味も香りも、そして食感も、すべてにおいて完璧で、まさに芸術作品と言えるでしょう。
「北鎌倉門前カルヴァ」のスイーツは、大切な人への贈り物としても最適です。ぜひ、この機会に、田中氏の世界観が詰まったスイーツを味わってみてください。