野村周平&塩野瑛久 W主演!FODオリジナルドラマ『REAL 恋愛殺人捜査班』主題歌は
フジテレビの動画配信サービスFODで配信されるオリジナルドラマ『REAL 恋愛殺人捜査班』の主題歌が、人気ロックバンドSIX LOUNGEの書き下ろし曲「Madness」に決定。恋愛のもつれが招く殺人事件を、SIX LOUNGEの力強いサウンドとドラマの展開で堪能できる。
野村周平&塩野瑛久 W主演!FODオリジナルドラマ『REAL 恋愛殺人捜査班』主題歌はSIX LOUNGE書き下ろし
フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて、7月5日(金)20時より配信が開始されるFODオリジナルドラマ『REAL 恋愛殺人捜査班』。本作は、実際に起きた有名な殺人事件をモチーフに、男女の恋愛のもつれが招く3つの事件を全6話で描く。主演を務めるのは、愛に一途すぎる刑事・大儀見壮真役の野村周平と、愛を信じられない刑事・夢川幹也役の塩野瑛久。2人の対照的なキャラクターが、複雑な恋愛模様に翻弄されながら事件の真相に迫っていく。
主題歌に抜擢されたのは、大分県出身の3ピースバンド、SIX LOUNGE。2012年の結成以来、ストレートなロックサウンドと妖艶さを兼ね備えた楽曲で注目を集めている。2018年にメジャーデビューを果たし、2023年3月にリリースした「キタカゼ」は、テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』のエンディングテーマに起用されるなど、人気は上昇中だ。
今回のドラマのために書き下ろされた主題歌「Madness」は、ドラマの展開を象徴するかのようなパワフルかつ疾走感あふれるサウンドが特徴。歌詞は、悲しき愛憎劇の闇に迫る内容となっている。SIX LOUNGEの力強いサウンドと、ドラマの緊迫感あふれるストーリーが融合することで、視聴者を魅了する作品となっている。
ドラマは全6話で、各話2話ずつ、3つの事件が描かれる。第1話と第2話は「7人の恋人とデスノート」と題し、人気レストランのシェフが7人の女性と交際していたことが発覚、彼女たちのうち1人が殺害されるというストーリー。第3話と第4話は「魔性の女性教師」と題し、夫を殺害された高校教師が、教え子との禁断の関係を持っていたという衝撃的な事実が明らかになる。そして、第5話と第6話は「死を予告する妻の叫び」と題し、引きこもりがちな主婦が自宅で死亡、しかし彼女は「殺される!」と叫ぶ自撮り動画を残していたという事件を描く。
それぞれの事件には、愛、嫉妬、裏切り、復讐など、人間の心の闇が複雑に絡み合い、観る者を飽きさせない展開が繰り広げられる。主題歌「Madness」は、そんな複雑な感情を表現するのに最適な楽曲と言えるだろう。
『REAL 恋愛殺人捜査班』は、愛と憎しみの狭間で揺れる人間の心理を、スリリングかつ繊細に描き出す作品。SIX LOUNGEの力強いサウンドと、豪華キャストによる演技が見る者を圧倒する。
FODオリジナルドラマ『REAL 恋愛殺人捜査班』は、SIX LOUNGEの力強いサウンドがドラマの緊迫感をさらに高め、視聴者を物語の世界へと引き込む作品だと思った。特に、恋愛にまつわるドロドロとした人間模様が、SIX LOUNGEの「Madness」によってより鮮明に描かれているように感じた。
主題歌「Madness」は、ドラマの展開に合わせて、時に激しく、時に哀愁漂うサウンドに変化していく。そのサウンドは、登場人物たちの心の葛藤や複雑な感情を表現し、ドラマのストーリーをより深く理解できるよう助けてくれる。
主演の野村周平と塩野瑛久は、それぞれ異なるタイプの刑事役を演じているが、2人の演技は非常に自然で、それぞれのキャラクターに感情移入しやすかった。特に、野村周平演じる大儀見壮真の、愛に一途すぎる姿は、見ていて心が温まる一方で、彼の行動が時に周囲を巻き込む危険性を孕んでいるという複雑な心理も感じられた。
塩野瑛久演じる夢川幹也は、愛を信じられないという役柄だが、彼の心の奥底には、誰かを深く愛したいという願望があることがうかがえる。2人のキャラクターの対比が、ドラマに深みを与えていると感じた。
各話2話ずつで構成された3つの事件は、どれも現実社会で起こりうるような、身近な題材でありながら、それぞれに異なるサスペンス要素が盛り込まれていて、飽きることなく最後まで見ることができた。
『REAL 恋愛殺人捜査班』は、恋愛という普遍的なテーマを題材に、人間の心の奥底に潜む闇を鮮やかに描き出す、見ごたえのある作品だ。SIX LOUNGEの「Madness」がドラマにさらに深みを与え、印象的な作品に仕上がっていると思う。