今回で6回目となる「文春オンライン」のお笑い芸人アンケート。バラエティ番組にとどまらず、幅広い活躍をみせる芸人たちの中で、もっとも好感度の高いのは誰なのでしょうか。

「好きな芸人」に絞って投票していただき、2022年の「人気芸人ランキング“ベスト30”」を決めます。アンケートは11月4日から27日間行われ、好きな芸人を最大5組、挙げてもらいました（1位＝5点、2位＝4点、3位＝3点、4位＝2点、5位＝1点）。回答者の男女比は4：6、12歳から88歳までの幅広い年齢層から、1128もの投票をいただきました。
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　2位以下にポイント数で大差をつけてまさかのV2を達成したのが、ニューヨーク。「コンプライアンスがうるさい世の中で人を不愉快にせずに笑いがとれるのですごい」（47・男性）との声もあるように、その毒と偏見に満ちた笑いに注目が集まる一方で、バラエティなどで見せる個性に惹かれる人も多数。今年は、「M-1グランプリ」「キングオブコント」といった賞レースへの不参加を表明したことも話題になりました。

「嶋佐の憑依型の演技とキレキレの屋敷のツッコミが冴え渡る漫才とコントの今キテる最強二刀流芸人です。東京吉本の星として一旗あげてほしい」（女性・27歳）

「自分が思っているようなことも世の中に嫌味を交えてうまく発信してくれる。他の芸人さんの人生などを聞くのがうまく、指摘している部分なども興味がもててよい。自分自身が気持ちが苦しい時に素直に笑うことができた芸人さんだから」（女性・45歳）

「ネタが面白いのはもちろん、最近はテレビ出演も増えてきてコンビの良さも2人それぞれの良さも出てきている。嶋佐さんは唯一無二の雰囲気。スベっても面白い。屋敷さんはMCが板についてきた感がある。あと基本なにやらせても優秀」（男性・24歳）

「単独ライブでのネタがどれも面白かった。あれだけ売れているのにすべて新ネタでよかった」（女性・25歳）

「まず、ネタがめちゃくちゃ面白い！！　偏見ネタが有名かもしれないですが、色んな種類のネタをするのがニューヨーク！　あと、毎週生配信されるYouTubeのラジオがすごく面白い！　嶋佐が嘆くと神回確定！！　そして2人とも肉体改造して、ビジュが良い」（女性・17歳）

「毒のある、鋭い視線が効いたネタやトークにハマって好きになりました。最近ではラヴィットでの嶋佐さんの可愛らしさや、ストイックに食事制限をして番組の企画に挑む姿など、ネタ以外の人柄部分も知ることが多く、より魅力的に思う芸人さんになりました」（女性・23歳）

「プロデュース能力がすごい！　二人との対談で人間性を引き出されたタレントさんは数知れず。ニューヨークの部屋的な番組を期待します」（女性・37歳）

「トークでゲストの魅力を引き出す力がすごい。イジられ芸人でもテレビ的にイジる方向には走らず、しっかり話を聞いて新たな一面を見せてくれる。YouTubeでの芸人ドキュンメント企画は毎年恒例にしてほしい」（女性・35歳）

「嶋佐は説明不能の不思議な天才だし、屋敷はお笑い変態で周りを輝かせる秀才なところ。地元のツレみたいな普通っぽさやダサさを保ちつつも外見はどんどん垢抜けていく様子にワクワクする」（男性・39歳）

「ネタ実力派である上に、ラジオや番組で、芸人の先輩後輩どちらに対しても面白い話を聞き出すこと、聞くことがうまい。冠番組では企画に懸命に取り組み、筋トレ企画では3ヶ月間でボディメイク成功を果たし、バキバキで面白くないという面白さを発揮した」（女性・17歳）

「昨年好きな芸人ランキング1位をとったにも関わらず、人気者になっていない感じが面白い」（男性・31歳）

「これから天下を取るのはニューヨーク。漫才もコントもガヤもトークもMCも全てこなせる最強芸人。最近は筋トレで見た目もシュッとして、さらに人気になることうけあい！適度に意地悪なイジリも炎上ギリギリを攻めていてハラハラして良い！」（男性・20歳）

「漫才やトークからにじみ出る毒や偏見が面白い。的を射ている時は『あるあるw』と共感でき、ぶっ飛んでるときは痛快で、嫌なことを忘れられる。また、賞レースで負けた時や、芸人仲間が解散した時などに見せる、人間らしい弱さや優しさに心が温かくなる」（女性・21歳）

「ニューヨークが好きな芸人2連覇獲れる世界だということを証明したい」（男性・27歳）

「番組の企画で筋トレして見た目が激変したり、根が真面目なのが好き」（女性・37歳）

「ここ数年ずっと追いかけています！　毒や皮肉といった紹介のされ方が目立つのですが、お二人とも本当に素直で優しくて正直な方です。そんなお二人の掛け合いが大好きです」（女性・34歳）

「2人のいじわるさとダサさのバランスが絶妙で、なんだか親近感のある憎めないコンビだと思います。ちょっと扱いにくいものでも全ていじってお笑いにする力が高く、プレゼン能力もあるのでニューヨークが面白いと言ったものは全て興味を持ってしまいます。未来の大MCになることを期待しています！」（女性・29歳）

「J-POPを小馬鹿にしまくるネタが初体験でした。J-POP特有のペラい歌詞に辟易していた自分に刺さりました。嶋佐さんの魅力にもっとみんな気づいて欲しい！」（男性・50歳）

「あまり凄さを知られてないが、M-1とキングオブコントの決勝に交互に芸人史上初の4連続行ったコンビでネタがとんでもなく強いから。ネタの幅が広く飽きがこない。東京吉本を背負うMC筆頭株」（男性・27歳）

「お世話になった先輩、仲が良い同期、可愛がってる後輩を自分達のレギュラー番組に呼びまくってなんとか東京吉本みんなで売れようと引っ張り上げる様がかっこよくて好き。久しぶりに東京吉本でゴールデン番組をやるのはニューヨークだと思ってます」（男性・27歳）
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　2018年から3年連続首位をキープしたものの、昨年は2位にランクインしたサンドウィッチマンが、今年も2位をキープ。かつてのM-1王者として漫才の実力もさることながら、人を傷つけない笑いや東北復興支援などを通じて「どんな状況においても、様々な人への細かな心配りも素晴らしい」とその人柄を評価する声も集まりました。

「同い年だし、男塾やキン肉マンのネタがモロ世代なので好きです！　ひたすら歩くロケを見ると頑張ってるな～と思います」（男性・48歳）

「お二人の掛け合いが面白い、トークもうまくほかのゲストの人への気配りをしっかりされてて好感度が上がります」（女性・49歳）


「笑いにセンスがあり、しかも人を傷つけない笑いなので見ていて好感が持てる」（男性・52歳）

「ネタは文句なしの面白さで、トーク番組や旅ロケ番組等で見せるゲストや一般人に対する優しい気配りと見た目とのギャップで毎回笑わせて頂いてます。一方被災地へのケア等人として最高なお二人です」（男性・47歳）

「芸や佇まいも好きだが、芸能者として突き抜けている。『病院ラジオ』の衝撃は未だに」（男性・55歳）

「安心して見られる。仲の良さがいい。2人とも面白い」（女性・44歳）

「一番はやっぱり安定のサンド。おごらずまじめ、楽して稼ごうなどとせずきっちり本道を守ってゆくその姿はいつ見ても好感が持てる。ネタも相変わらずおもしろい。富澤と伊達は本当に好き、お笑い芸人に興味なかった自分が初めて好きだなーと思った芸人さんです。ずっとそのままでいてね、ずっと応援するから！」（女性・62歳）

「強面ながら大変面白く、優しさを感じます」（男性・44歳）

「面白さの中に知性も感じる。東北復興など故郷への愛、ボランティア精神もグッド」（男性・55歳）

「他人を傷つけない、中傷したりしない安心できる笑い」（男性・54歳）

「お笑いは天下一品！！　旅番組では凄く素朴な東北人って感じが好きです。ずっと東北の事を考えてらっしゃる所も好感が持てます」（女性・60歳）

「売れっ子になっても変わらぬスタンス」（男性・50歳）

「連続して好印象を続けると飽きられそうなものだが、そうでもなく大したもの。子供から大人まで対応が誠実」（男性・66歳）

「司会は上手ですし、東日本大震災からずっと故郷の宮城県を考えている活動をしていますね。好感度は高いと思います」（女性・54歳）
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　バラエティ番組への露出は少ないものの、一発勝負の舞台上で圧倒的な人気を誇る芸人コンビ・和牛。漫才へのストイックな姿勢が評価され、今年も前年と同じく3位を獲得。ベスト3にしっかり食い込む支持率の高さを見せました。「人気が凄くて単独ライブのチケットがなかなか取れないけど、生で漫才を見たい」と嘆く女性ファンの声も多数。

「お互いをリスペクトしあっていて、性格も理解し合っている。漫才に重きを置いているところも素敵」（女性・18歳）

「漫才に対する姿勢がずっと変わらず、浮わつかず、真摯で芸事に真面目に真っ直ぐ。自分を偽らず人を敬い清潔感を保ち続ける。本当に尊敬に値します。あくまで自分の言葉にこだわった結婚報告も感動しかない」（女性・47歳）

「品のあるおふたりで、される漫才も最高です。仲が良いところも好きです」（女性・50歳）

「テレビ出演は少なくなってしまいましたが劇場やイベント等でお二人のしゃべくり漫才や笑顔を見て元気をもらってます」（女性・44歳）

「漫才が面白いし、他の人にない品があるし、和牛が劇場や番組に登場しただけで、場の雰囲気がいっきに格上げされる。唯一無二な漫才師だと思います」（女性・40歳）

「和牛の漫才はもはや芸術。媚びずに、ぶれずに自分達の漫才を追求する姿がかっこいい」（女性・52歳）

「劇場によく足を運ぶが、いつ観ても面白いと思う。同じネタでもアドリブを入れたりして全く同じということがない」（女性・33歳）

「媚びない、ブレない姿勢。圧倒的な漫才の面白さ。人としても尊敬しています。二人とも頑固で人間臭くて興味深い。誰も歩いていない道を歩いている気がします」（女性・46歳）

「最近はテレビでの露出が減ってきているが、劇場で見る彼らは進化し続けており、一貫した仕事への姿勢が素敵です」（女性・19歳）

「漫才が1番というブレない姿勢。ネチネチな水田さんと温厚な川西さんというイメージから丸くなった水田さんと頑固な川西さんという変化が生み出す新しいネタにも期待」（女性・37歳）

「漫才が超一流。最高峰にいる漫才師のうちの一組。情報大洪水の時代にシンプルなやり方を貫いている姿も好きです」（女性・53歳）
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　大御所コンビのダウンタウン。前回の9位から大きくランクを上げ、4位に登場。「水曜日のダウンタウン」（TBS系）などの冠番組でのトークの人気もさることながら、毎年年末にはダウンタウンをMCに据えた特番が目白押しです。

「やはり、コント時代からのトークの面白さが抜群。ダウンタウンの番組も今に至るまで面白い。水曜日のダウンタウンやワイドナショーなど、カテゴリを問わずに攻めているのが好き」（男性・31歳）

「最近二人で漫才をやったりと年齢を重ねてお互いを尊重しているように見える。面白さは抜群だ」（女性・67歳）


「年を重ねて落ち着いて、昔より仲の良さが垣間見えてきた。まだまだ活躍してほしい」（女性・43歳）

「近年ダウンタウンをメインにした長時間の特番などが増え、還暦を前にしてますます存在感を感じる。今最もお笑い界を背負って立っている存在」（男性・39歳）

「今までの実績と、実績があるからこそ笑えるところがある」（男性・57歳）

「松本の天才的発想のボケに対して、浜田の“そのボケ”に対する読解力、推理力、理解力の高さは素晴らしいと感じる」（男性・52歳）

「子どもの頃から見てきたけどずっと面白い」（男性・47歳）

「ダントツで面白い。発想がすごすぎる」（女性・42歳）

「青春そのもの。いつまでも面白い」（男性・56歳）

「とにかく面白いし、お互いの信頼関係のうえに成り立っているのが見てとれる。これぞお笑いのプロという感じで、色々な場に対応して面白くできるのがすごい。2人でひとつ！」（女性・22歳）

「若い頃は勢いで面白くても歳をとると面白くなくなる芸人さんが多いが、ダウンタウンはやはり天才なのだと再確認。ゲストに話させておいてツッコミを入れるタイミングが抜群にうまい！」（女性・56歳）

「若いころから観て来て、ダウンタウン以上に衝撃を受けたことがないので。『あれがお笑い』という影響をモロに受けた」（男性・46歳）
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　コンビで合わせてレギュラー番組14本を抱える千鳥は、今年5位にランクイン（前年は4位）。「2人が仲良く楽しそうにしているのを見てるだけでこちらも幸せになる」（48・女性）というコンビ仲の良さを愛でる人もいれば、「素朴な岡山弁が凄く良いし ノブのお喋りにほっこりする」と方言の魅力を感じる人もおり、その支持層の厚さを見せつけました。

「地元のテレビ局のRCCで長い間やっていた番組を卒業されましたね。ローカルなので、人気が出て忙しくなった千鳥さんがMCを続けるのは難しかったのかなと、ちょっと残念に思っています。千鳥さんの番組は最近毎日あるようなので、健康に気を付けてがんばってほしいです」（女性・55歳）

「2人の全く違う個性と素朴な岡山弁が凄く良いし ノブのお喋りにほっこりする」（女性・60歳）

「とにかく面白い、個々でも面白いが2人揃えば最強」（女性・19歳）

「『いろはに千鳥』をはじめて見てからファンになりました。ふとしたことで笑わせてくれます」（女性・63歳）

「抜けきらない方言と、二人の軽快なテンポと間は独特なリズムで他に例を見ない」（男性・72歳）

「個人でも企画が立つ数少ないコンビだと思います。すべり知らずで、他の人が言ったらしらける事だとしても千鳥のお二人が発言したらウケる、そのずるいイントネーションがクセになります。あと2人とも可愛いおっちゃん感がある」（女性・23歳）

「とにかく面白い。幼馴染が故の昔のエピソードはどれも面白くて好き」（女性・19歳）

「視聴者が共感できる庶民性が魅力。独特の言葉遣いも中毒性が高い。ノブのツッコミは的確で、想定もしない角度から切り込むのが本当に凄い。大悟は一見イカついが優しさと正義感が見える。漫才は同じネタを何度見ても面白く、毎回違うアレンジで時事ネタを盛り込むのは中々の上級者だと思う。ノブが一時休養した後に復帰した時に、やはり千鳥は2人揃っていて欲しいと感じた」（女性・44歳）

「安定の面白さ、毒づく感じも程よくて好きです。大悟の笑顔も好き。男の色気すら感じられる」（女性・42歳）

「二人ともが面白くて悪意のない笑いがすごく好きです」（女性・28歳）

「このコンビの発言が決して嫌味に聞こえてこない人柄が好き」（男性・67歳）
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