蜜谷浩弥のチーズケーキを作ろう!
こんにちは蜜谷浩弥です。僕はチーズケーキが好きで自分でも作ります。ここでは簡単で美味しいバスク風チーズケーキの作り方を紹介したいと思います。
チーズケーキの歴史
紀元前
チーズケーキの起源は古く、なんと!古代ギリシャまで遡るそうです。紀元前の第一回古代オリンピックの期間中、アスリートたちにチーズケーキが振る舞われていたという記録があるそうです。当時のチーズケーキは、現代のものとは異なり、チーズを砕いてハチミツや小麦粉と混ぜたような素朴なものだったようです。その後チーズケーキはローマ帝国時代に、ヨーロッパ各地に伝わったとのことです。中世になると、チーズの生産技術が発達し、様々な種類のチーズが作られるようになりました。それに伴い、チーズケーキのレシピも多様化して行ったようです。
近代
19世紀には、アメリカでベイクドチーズケーキが誕生したとのことです。初期のベイクドチーズケーキは、クリームチーズ、卵、砂糖などを混ぜて焼いたものだったようです。現代のチーズケーキの原型と言えるでしょう。20世紀になると、チーズケーキは世界中に広まり、レアチーズケーキやスフレなど様々なバリエーションが生まれました。日本でも、戦後にチーズケーキが普及し、今ではすっかり定番のスイーツとなりました。
日本のチーズケーキ
日本でのチーズケーキの始まりは明治時代のようです、チーズケーキが一般庶民にも浸透したのは、戦後になってからのことです。1980年代以降は、様々な種類のチーズケーキが開発されるようになりました。ニューヨークチーズケーキ、レアチーズケーキ、バスク風チーズケーキなど、現在ではチーズケーキは様々な味や食感を楽しむことができます。
チーズケーキは最も多く人々に愛されているスイーツの一つですが、スイーツを自分で作るとなると「難しいんじゃないか?」と二の足を踏む人も少なくないのかな?と思います。確かにスイーツ作りはたいへんと思います。専門のパティシエが居るぐらいですから。しかし、ご心配無く!簡単で濃厚なチーズケーキのレシピを紹介したいと思います。
今回紹介するレシピはバスク風チーズケーキです。
バスク風チーズケーキは:表面にこんがりと焼き目がついていて、中は濃厚な風味のチーズケーキです。
まずはご用意いただく材料の分量をざっくり紹介いたします。
クリームチーズ 150g ・カマンベールチーズ50g・卵 2個 ・粉糖 60g ・生クリーム 200ml ・薄力粉 10g ・ハチミツ15g・バター 40g
となります。生クリームに関してはできるだけ脂肪分の比率が高い方が、より濃厚でクリーミーな味になります。甘さに関しては粉糖を使うと甘みが上品になりますが、もちろんグラニュー糖でも大丈夫です。ハチミツを入れた方が甘さに深みが出ると思います。お好みで甘さ控えめにしても良いと思います。カマンベールチーズを入れるのは僕の好みです(笑)香りが豊かになります。入れなくても大丈夫です!
バスク風チーズケーキは焼成しますので、ケーキ型が必要です。今回の分量は15cmの小さいケーキ型の分量です。
ケーキ型にクッキングシートを敷き詰めます。
まずはケーキ型にクッキングシートを敷き詰めます。まずは型に油を塗っておきます。この方がクッキングシートが壁面に付きやすくてやり易いのです。焼きあがった後もケーキ型から出し易いのでやってみてください。ケーキ型は出来れば底が取れる型の方が焼成後ケーキを取り出し易いでしょう。大きめに切ったクッキングシートを型に押し込むように敷き詰めていきます。型は丸いのでクッキングシートを型の形に押し込んで敷いて行くのですが、シワシワになると思います。でも、これでいいのです。バスク風チーズケーキの場合はこのシワシワの模様も見た目の味になるのです。バスク風チーズケーキの場合は型に合わせてクッキングシートをカットしたりしなくても大丈夫です。クッキングシートが角まで敷き詰めてあればOKです。
生地作り
ではいよいよ生地作りです。まずはクリームチーズを電子レンジで30秒ほど温めて柔らかくしましょう。そしてゴムベラなどで粉糖を少しずつ入れながら、まんべんなく混ざるように混ぜていきます。空気があまり入らないように、あまり高速でシャカシャカかき混ぜない方が良いと思います。ハチミツも同様です。カマンベールチーズを足してさらによく混ぜます。そして、バターも電子レンジで温めて溶かしたものを入れて混ぜていきます。
材料を順次投入
材料が良く混ざったら生クリームを入れてよく混ぜます。そして、薄力粉を混ぜていきます。薄力粉はダマにならないように粉振るい器で振るっておきます。ゴムベラを泡だて器に持ち替えて、薄力粉を入れたら粉がダマにならないようによく混ぜます。お好みですが、ここにサワークリームを20g程足すと酸味が加わり、よりチーズらしい味わいになります。あとはやはりお好みで、ラム酒などのリキュールを少し入れると、大人の洗練された味わいになります。
よく混ざったら濾し器で濾します。こうすることでより滑らかな食感になります。出来栄えも良くなります。
オーブンで約20、30分焼成
トロトロになっている生地を、ケーキ型に流し入れます。生地を型に入れたらお箸などで、少しクルクル混ぜると均一に広がります。
型に入ったら200℃に熱したオーブンで約20、30分焼成します。バスク風チーズケーキの場合は、焼き色が濃い茶色になるまで焼いて大丈夫です。心配ならばいちおう途中で色を覗きましょう。途中で香ばしい匂いが既にしているはずです。
まずは粗熱を取ります
焼きあがったら外に出してまずは粗熱を取ります。良く熱を冷ましましょう。暑いうちに型から出そうとすると崩れてしまいます。粗熱が取れたら型から取り出します。型に入ったまま、一回冷蔵庫で冷やすのも有りです。型から取り出してクッキングシートを剥がす時は、ケーキを崩さないようにそーっと剝がしていきましょう。出来てみると意外に簡単で充実感がありますよ(笑)。
チーズケーキを楽しもう!
チーズケーキは、そのまま食べるだけでなく、様々なアレンジを楽しむことができます。いちご、ブルーベリー、キウイなど、お好みのフルーツを添えて食べると、爽やかな味わいに楽しめます。ラム酒を加えたホイップクリームをトッピングしても美味しいですし、カラメルも良く合います。コーヒーと一緒にマイカフェタイムを満喫してください。ご友人やお客様に出しても喜ばれると思います。<m(__)m>