2024年9月18日、グローバルファッション誌『10 Magazine』の日本版『10 Magazine Japan』が創刊されました。
創刊号のテーマは「ルネサンス」。変化を恐れず進化を続ける人々に焦点を当て、日本のカルチャーシーンを牽引するクリエイターたちの魅力を余すことなく伝えています。
表紙を飾るのは、3つのバージョン。スペシャル版はルイ・ヴィトンのアンバサダーを務める広瀬すずさん、プレミアム版はディオール ジャパンアンバサダーの北村匠海さん、通常版は国際的に活躍するスーパーモデルの美佳さんです。
広瀬すずさんは、若手写真家MISS BEAN氏によって撮影され、ルイ・ヴィトンの洗練されたデザインと調和した、時代を超えた美しさを表現。俳優としてだけでなく、バスケットボールファンとしてオリンピックにも参加した彼女の多岐にわたる活動や今後の展望について語っています。
一方、北村匠海さんは人気写真家・小浪次郎氏がそのセンシュアルな美を写真に収めました。俳優業だけでなく、4人組バンドDISH//のフロントマンとしても活躍する彼が、ディオールの服を通してブランドの魅力を表現し、「今を生きる」ことの意味について語っています。
創刊号では、人気写真家による俳優やアーティスト、スーパーモデルの撮り下ろしファッション企画が中心に展開。さらに、山本耀司や阿部千登勢など12名のファッションデザイナー、映画監督の山崎貴さん、作家・川上未映子さん、建築家・重松象平さんなど、日本のカルチャーシーンを牽引する10名が登場し、彼らのクリエイティブな精神に迫ります。
その他にも、韓国発ボーイズグループATEEZの撮り下ろしファッションとインタビュー、ヨーコ・オノの功績、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのリース・クラークやSUMIRE、JESSICAさんらのヘアスタイル、ハイジュエリー、インテリア特集、アフリカ縦断の旅企画など、盛りだくさんの内容となっています。
『10 Magazine Japan』は、2000年にロンドンで創刊した『10 Magazine』の日本版。ファッション、ジュエリー、ウォッチ、ビューティ、アート、カルチャー、旅など、多岐にわたる分野を網羅した年2回刊行のスタイル&カルチャーマガジンです。
編集長の増田さをりさんは、デジタル化が進む中で、紙媒体の温もりと人間味を感じられる、消費されない情報を提供したいという思いを語っています。
『10 Magazine』は、世界最高のフォトグラファー、スタイリスト、ライターが参加し、ラグジュアリーファッションにおけるアイコニックな存在として知られています。日本版の創刊により、オーストラリア版、米国版に続き、世界で4つのエディションが揃い、2025年にはドイツ版の創刊も予定されています。
創刊号は、全国の書店やAmazonなどで販売されています。また、ミラノと東京で創刊記念イベントも開催される予定です。
『10 Magazine Japan』は、自分らしい生き方を模索する現代人のための唯一無二の“スタイルバイブル”となることを目指しています。
『10 Magazine Japan』の創刊は、日本のファッションシーン、カルチャーシーンにとって大きな出来事と言えるでしょう。
グローバルな視点と日本の感性を融合させた誌面は、読者に新鮮な驚きと発見を与えてくれます。
特に、広瀬すずさんと北村匠海さんの表紙は、それぞれの俳優としての魅力と、ラグジュアリーブランドとのコラボレーションが絶妙にマッチしており、目を引くものがあります。
広瀬すずさんのインタビューでは、彼女の純粋さと強さ、そして常に新しいことに挑戦し続ける姿勢が垣間見えました。
北村匠海さんのインタビューでは、俳優業とアーティスト活動の両立、そして「今を生きる」ことへの強い信念が印象的でした。
創刊号には、日本のカルチャーシーンを牽引する様々なクリエイターが登場し、彼らの創造性やこだわりが紹介されています。
ファッション、アート、ビューティ、カルチャー、旅など、多岐にわたる分野を網羅している点も魅力的です。
デジタル化が進む現代において、紙媒体の雑誌が持つ温かみや深みは、独特の存在感を放っています。
『10 Magazine Japan』は、単なるファッション誌ではなく、読者にインスピレーションを与え、未来を切り拓くきっかけとなるような、そんな一冊だと感じました。
創刊号のテーマである「ルネサンス」は、まさに現代社会にふさわしいテーマと言えるでしょう。
過去から学び、未来に新しい価値を見出すこと。
それは、私たち一人ひとりが自分の人生をより豊かにするために必要なことではないでしょうか。
『10 Magazine Japan』は、今後も日本のカルチャーシーンをリードし、世界に発信していく存在となるでしょう。
今後の展開にも期待が高まります。