2024年5月19日、不動産鑑定士試験の短答式試験が全国で実施されました。今年も多くの受験生が参加し、試験終了後には早速SNS上で多くの感想が飛び交いました。以下に、受験生たちのリアルな声を紹介します。

まず、ある受験生は試験会場で有名人に遭遇したことに驚きを隠せなかった様子です。「不動産鑑定士試験に河野玄斗さんいる？」とつぶやき、その意外な出会いが話題を呼びました。

午前中の試験科目である行政法規については、その難易度の高さが受験生たちの間で話題となりました。「多分鑑定理論は鬼むずい」との声や、「行政法規むっずちーん、鑑定理論にかける」といった感想が寄せられ、特に問題16の難解さが指摘されました。「問題16わかんねーよ」とつぶやく受験生も多く、皆が苦戦したことが伺えます。

一方で、受験生を励ます応援メッセージも多く見受けられました。「行政法規、お疲れ様でした。難しかったら、周りの受験生もできてないから合格点は下がるから大丈夫」との声や、「手応えがあった方、その調子で午後も頑張って！」といった激励がSNS上に溢れていました。

試験当日の会場の様子についても報告がありました。「東京会場は昨年と比べて受験生が5%ほど増加していました。ただ、大阪会場は少し減少しているので、全国的には昨年と同じくらいだと思います」と、受験生数の増減についての情報も共有されました。

午後の試験科目である鑑定理論についても、試験後すぐに感想が投稿されました。「鑑定理論も全力で頑張りましょう！」との応援メッセージや、「鑑定理論が本当の勝負！」との声が寄せられ、受験生たちの集中力が試された様子が伺えます。

全体として、受験生たちは試験の難易度の高さに苦しみながらも、お互いを励まし合いながら挑んでいる様子が伝わってきました。「今日は不動産鑑定士の短答式本試験ですね。皆さんが力を発揮できるように応援しています」というつぶやきも見られ、受験生たちの頑張りにエールが送られていました。

このように、SNS上には受験生たちのリアルな声が溢れ、試験に対する熱意と努力が伝わってきます。不動産鑑定士試験は非常に厳しい試験であり、合格を目指して多くの時間と労力を費やす必要があります。今回の試験を通じて、自分の力を試し、合格に向けた一歩を踏み出した受験生たちが、今後も努力を続けていくことを期待します。

試験結果は後日発表されますが、今回の受験生たちの努力が実を結ぶことを心より願っています。

■短答式試験

2023年
総得点の66.25%以上を取得した者。ただし、科目別に設定された必要最低得点比率を満たさない者は除く。
2022年
総得点の75.0%以上を取得した者。ただし、科目別に設定された必要最低得点比率を満たさない者は除く。
2021年
総得点の70.0%以上を取得した者。ただし、科目別に設定された必要最低得点比率を満たさない者は除く。
■論文式試験

2023年
合計339点以上／600点（56.5%）を取得した者。ただし、科目別に設定された合格基準点を満たさない者は除く。
2022年
合計369点以上／600点（61.5%）を取得した者。ただし、科目別に設定された合格基準点を満たさない者は除く。
2021年
合計380点以上／600点（63.3%）を取得した者。ただし、科目別に設定された合格基準点を満たさない者は除く。