品川区の子ども食堂支援! 阪急百貨店大井食品館がフードドライブ開催
品川区の子ども食堂を支援するため、阪急百貨店大井食品館が関東初となるフードドライブを開催しました。地域住民が寄付した食品は、品川区社会福祉協議会を通じて、必要とする子ども食堂に届けられます。この取り組みは、地域と企業が協力して食支援を行う、持続可能な社会づくりのモデルケースとなるでしょう。
品川区の子ども食堂支援! 阪急百貨店大井食品館がフードドライブ開催
一般社団法人サスティナブルフードチェーン協議会(SFA)は、東京都大学提案 専修大学受託事業「未来を担う子どもたちへの食品寄贈事業」の一環として、阪急百貨店大井食品館が開催したフードドライブを支援しました。
フードドライブとは、家庭で余っている食品を集めて、生活困窮者支援団体や子ども食堂などに寄付する活動です。近年、多くの自治体や企業がフードドライブに取り組んでいますが、寄付された食品のミスマッチや食品事故への懸念など、課題も指摘されています。
阪急百貨店大井食品館では、6月15日(土)と16日(日)の2日間、店舗内に特設会場を設け、お客様から食品を直接受け取る対面式のフードドライブを実施しました。
社員が受け取った食品は、検品・集計され、品川区社会福祉協議会を通じて、品川区の子ども食堂ネットワークに寄贈されました。この取り組みは、地域の社会福祉協議会が中心となり、食品の寄贈から配送、子ども食堂への配分までをスムーズに行う、地域共生型食品寄贈スキームを構築する試みです。
SFAでは、2021年から加工食品や日配品などの寄贈実証を重ね、子ども支援団体からのニーズに合わせた配送方法を検討してきました。2023年には、地域共生型食品寄贈スキームの構築を目指し、基礎自治体や就労継続支援B型事業者との協働を進めています。
SFAは、今回のフードドライブをモデル事業として、食品寄贈における課題解決と「地域共生社会」の実現に貢献していくことを目指しています。
阪急百貨店大井食品館が開催したフードドライブは、地域住民と企業が協力して、食支援を行う取り組みとして注目されます。地域の社会福祉協議会が中心となり、食品の寄贈から配送、子ども食堂への配分までをスムーズに行う仕組みは、フードドライブの課題解決に大きく貢献する可能性を秘めています。
食品ロス削減や食の支援は、現代社会における重要な課題です。企業が地域社会と連携して、このような取り組みを推進していくことは、持続可能な社会づくりに不可欠です。今回のフードドライブは、地域共生型食品寄贈スキームの構築という点で、今後の発展が期待されます。
出典:一般社団法人サステイナブルフードチェーン協議会
出典:一般社団法人サステイナブルフードチェーン協議会
出典:一般社団法人サステイナブルフードチェーン協議会
出典:一般社団法人サステイナブルフードチェーン協議会