話題の小説「宙わたる教室」が、俳優・窪田正孝さんの主演でドラマ化されることが決定しました。2024年10月8日（火）からNHK「ドラマ10」枠にて放送開始予定です。

原作は、作家・伊与原新さんの作品です。大阪府の定時制高校・科学部の生徒たちが、日本地球惑星科学連合大会・高校生の部で優秀賞を受賞し、さらに「はやぶさ2」の基礎実験に参加するまでの実話を基にした感動小説です。

ドラマでは、東京・新宿にある定時制高校を舞台に、それぞれ事情を抱えた生徒たちが、理科教師・藤竹葉（窪田正孝さん）との出会いをきっかけに、人生を変えていく様子が描かれます。

個性的な生徒役には、若手俳優陣が集結。不良の柳田岳人役には、映画「HiGH＆LOW」シリーズなどに出演経験のある俳優が、フィリピン人の母と日本人の父を持つ越川アンジェラ役には、舞台を中心に活躍する実力派俳優が、起立性調節障害を抱える名取佳純役には、ドラマ「3年A組 -今から皆さんは人質です-」などに出演経験のある若手女優がキャスティングされています。

また、藤竹葉役の窪田正孝さんは、NHK連続テレビ小説「エール」以来4年ぶりのNHKドラマ出演となります。窪田さんは、自身の役柄について「夜の定時制高校を舞台に、様々な事情や悩みを抱えた生徒たちと向き合う理科教師、藤竹を演じます。定時制や科学のこと、正直知らないことばかりで原作を読んでいて驚きの連続でした。科学の面白さ、生徒たちの変化がいかにして宙へと繋がっていくのか、楽しみにしてもらえたらと思います。」とコメントしています。

原作の伊与原新さんも「『宙わたる教室』がドラマになると知ったとき、物語の着想を与えてくれた大阪の定時制高校科学部の皆さんの顔がまず浮かびました。このドラマをきっかけに、彼らが続けてきた活動についても多くの方に知っていただけると嬉しいです。窪田正孝さんをはじめ、キャストの皆さんが東新宿高校定時制科学部とそれを取り巻く人々をどう演じてくださるかはもちろん、小説に登場するさまざまな実験や装置の様子がどのように映像化されるのか、私も興味津々です。科学部の部員たちにそれぞれのタイミングで訪れた青春にエールを送りつつ、彼らの実験がいかにして“宇宙をわたる”のか、ぜひ一緒に楽しんでいただければと思います。」と、ドラマ化への期待を語っています。

「宙わたる教室」のドラマ化は、原作ファンにとっても、ドラマファンにとっても朗報と言えるでしょう。個性的な生徒役には、若手俳優陣が集結し、彼らの演技にも注目が集まります。

窪田正孝さんは、これまで数々の作品で高い演技力を披露してきましたが、今回は理科教師という新しい役柄に挑戦します。生徒たちとどのような関係を築き、どんな化学変化をもたらしていくのか、期待せずにはいられません。

さらに、原作で描かれた実験や装置がどのように映像化されるのか、こちらも見どころの一つです。科学の面白さ、そして生徒たちの成長がどのように描かれるのか、ぜひドラマを通して確認したいですね。

ドラマ「宙わたる教室」は、2024年10月8日（火）スタート。個性豊かなキャラクターたちの成長と、科学の面白さを存分に楽しめるドラマになりそうです。