株式会社クオラスは、国際的なデザイン・広告賞である「D&AD Awards 2024」において、同社が企画・制作した株式会社不二家の「不二家洋菓子店の新VI(ビジュアルアイデンティティ)」がブランディング部門の“Wood Pencil”を受賞したことを発表しました。
不二家洋菓子店の新VIは、不二家のマスコットキャラクターであるペコちゃんのトレードマークでもある、ペロっと出した舌をモチーフにした新たなロゴマーク「スマイルマーク」を中心に、商品の上質感を表現した明朝体の書体デザインにリニューアルした「店名ロゴ」、そして1961年に誕生した「ファミリーマーク」を組み合わせています。
この新VIは、不二家の伝統的なイメージを継承しつつ、現代的な感性を取り入れたデザインとして評価されました。特に、「スマイルマーク」は、ペコちゃんの可愛らしさをより際立たせ、親しみやすさを表現することに成功しています。また、「店名ロゴ」は、高級感と信頼感を醸成し、不二家の商品に対するイメージを向上させています。
「D&AD Awards」は、1962年にイギリスで創設された「British Design & Art Direction」を前身とする非営利団体D&ADが主催する国際的なデザイン・広告賞です。デザインおよび広告における独創性を促し、支援することを目的に創設されたD&AD賞は審査の厳しさにも定評があり、世界で最も受賞が困難な広告賞と評されています。
今回の受賞は、不二家洋菓子店の新VIが、デザインの専門家からも高い評価を得ていることを証明するものです。今後、不二家は、この新VIをさらに活用することで、ブランドイメージの向上と顧客満足度の向上を目指していくとしています。
不二家洋菓子店の新VIが国際的なデザイン賞を受賞したことは、非常に喜ばしいニュースです。ペコちゃんをモチーフにした「スマイルマーク」は、シンプルながらも可愛らしさの中に力強さを感じさせるデザインで、不二家の伝統と革新を感じさせてくれます。また、商品の上質感を表現した「店名ロゴ」は、高級感と信頼感を醸成し、不二家のブランドイメージをさらに高める効果があるでしょう。
今回の受賞は、不二家とクオラスの両社にとって大きな成果であり、今後も更なるデザイン革新に期待がかかります。不二家洋菓子店の新VIは、単なるロゴマークの変更ではなく、ブランド全体のイメージを刷新するものであり、今後の不二家の展開が楽しみになります。