22日、「謎の独立国家ソマリランド」「恋するソマリア」の著書を持つノンフィクション作家の高野秀行氏が、自身のブログを更新し、寿司チェーン店「すしざんまい」を展開する株式会社喜代村・木村清社長による「武勇伝」に疑問を呈した。
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高野氏は「海賊の激減とすしざんまいには何も関係はない」とし、「たとえすしざんまいで元海賊を漁師や船乗りに雇っても、他の人間が海賊をやるから同じことだ」と指摘する。
そんな高野氏は、海賊被害が激減したのは、「一般の船舶が武装護衛をつけるようになったことがいちばん大きい」のだと主張する。かつてソマリア沖を航行する船は丸腰だったため、海賊から容易に狙われたそうだ。
しかし、各船がしっかり護衛を付けるようになった結果、海賊たちは手も足も出なくなったという。高野氏は、自衛隊を含む各国の海軍が警備していることも、海賊被害の撲滅に一役買っているとみる。
高野氏は、「まあ、仕事がなくなった海賊の一部はすしざんまいで助かっているかもしれない」としながらも「ちゃんと操業してるんだろうか。単にカモネギになっているだけじゃないかという気がしてならないのだが…」と、こぼしていた。
高野氏によると「ソマリアの海賊は9割方が事実上の独立国家『プントランド』から出陣していた」もので、他の国と異なり、同国政府は海賊行為が黙認し、利益を共有している側面もあるという。
ただ一方で、高野氏はその次のエントリーにおいて、「海賊対策に役立ったかどうかは関係なく、すしざんまいの社長さんは凄いビジネスマンだと思う」と指摘。木村社長が危険地域にひとりで乗り込み、交渉をまとめて、ビジネスを成立させたことに対して、「十分『武勇伝』だろう」と称賛していた。
引用元:news.livedoor.com(引用元へはこちらから)
2015年のフェイクニュースが復活。当時すしざんまいさんに確認しましたが、ソマリアにはまぐろを陸揚げできる港がなく、またすしざんまいは「冷凍倉庫や流通設備」していないので、沖合で捕獲しセーシェルで陸揚げしたとのこと。つまり、海賊は漁師になっていないし、なんの仕事もあげていません。 twitter.com/dankogai/statu…
— Yukari Umemoto/梅本優香里@アフリカビジネスパートナーズ (@umemotoyukari) Dec 23, 2021
まぐろの新規ほ場を探す一環でソマリア沖で仕入れてみたのを、社長がPRとして100%の妄想を熱く語ったところ、「ハーバード」ビジネスレビューならぬ「ハーバー」ビジネスオンラインという日本のサイトが流したフェイクニュースが、6年経っても複製を重ねてゾンビのように流れているというのが真実
— Yukari Umemoto/梅本優香里@アフリカビジネスパートナーズ (@umemotoyukari) Dec 23, 2021
「マグロ漁の方法は教える!漁船も私がすべて調達してまず4隻を持ってきて与える!もちろん、ソマリア国内にマグロの冷凍倉庫や流通設備は私が整えるし、そのマグロはすべて買い取る!そうすれば本来の漁師に戻れるだろ!」
— Yukari Umemoto/梅本優香里@アフリカビジネスパートナーズ (@umemotoyukari) Dec 23, 2021
→そうできたらいいなと思ったのは真実だと思いますが、どれもやっていない
ソマリアの若者が、仕事がないと海賊やテロ組織に吸収されてしまうというのはそのとおりだと思うので、じゃあどうすればいいのと思った人は、すしざんまいのまぐろを食べるお金をこういう団体に寄付しよう。こちらの方が効果が確実にあると思います。
— Yukari Umemoto/梅本優香里@アフリカビジネスパートナーズ (@umemotoyukari) Dec 23, 2021
accept-int.org
海賊とその被害を減らす取り組みは、国際的に行われていて、ソマリア沖もそのおかげで減少した。
— Yukari Umemoto/梅本優香里@アフリカビジネスパートナーズ (@umemotoyukari) Dec 23, 2021
ちなみに海賊業界?でいまホットなのは、ソマリア沖でなく、ギニア湾。ナイジェリア、カメルーン、ガーナなどの沖合。
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初出の記事を確認したら2016年1月でした。2015年のフェイクニュースでなくて、2016年のフェイクニュースですね。修正しお詫び申し上げます。
— Yukari Umemoto/梅本優香里@アフリカビジネスパートナーズ (@umemotoyukari) Dec 23, 2021
だめだ、すしざんまいすしざんまいと書いていたら、ふだん忘れるよう努めているのに、お鮨が食べたくなってきてしまった。。まぐろやサーモンはアフリカでも全然食べられるのでいい、私はコハダやサバ、ホタテやいくらが食べたいのです。。
— Yukari Umemoto/梅本優香里@アフリカビジネスパートナーズ (@umemotoyukari) Dec 23, 2021
高野秀行さんの『謎の独立国家ソマリランド』は名著なんで、みんな読んで欲しい。
— MRSS0203 (@murosaxophones) Dec 23, 2021
トレンドの すしざんまい社長 の中に出てきた高野秀行が私の思い浮かべた高野秀行と違いすぎた
— にきPON (@PON77564727) Dec 23, 2021
@langesohne_ 現在の日本人で高野秀行よりソマリアの内情に詳しい人そうそういないと思うのですが。あなたは高野秀行の著作読んだことあるのですか?
— V林田@金曜日 東地区“L”ブロック-09b (@vhysd) Dec 23, 2021
私は何にも詳しくないが、高野秀行先生はソマリアには非常に詳しい方なので、高野秀行先生のソマリアに関する発言はある程度信用できると思う。
— Sakamoto (@Sak_am_oto) Dec 23, 2021
@sylkeysea 頭の悪いクソリプをするのは、リンク先の文章をきちんと読み、さらにそこで「海賊と拉致についてもっと知りたい方は『謎の独立国家ソマリランド』と『恋するソマリア』をお読み下さい。」と書かれてる高野秀行の著作を読んでからにしていただけませんかね
— V林田@金曜日 東地区“L”ブロック-09b (@vhysd) Dec 23, 2021
すしざんまい社長 vs ソマリランド高野秀行
— ™?? (@suzumori) Dec 23, 2021
うーん、どっちもどっち。
推測の域を出ていない。
すしざんまい社長の逸話の方が面白い
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ソマリアで海賊にすしざんまいの件(これで通じる?)、またバズってるらしいけどあれ「部分的にはそうだけど全体としては解決してない」が正解なんだよな。。。今日本で一番ソマリアに詳しい人(高野秀行さん)が否定してるのでさすがにそうだと思うな
— 連絡橋 (@antlers_united) Dec 23, 2021
ノンフィクション作家の高野秀行さんの『謎の独立国家ソマリランド』、絵になるシーンを撮影するために自前で海賊を雇うと幾らになるか大真面目に計算するくだりがとても好きです。すげえ高いんですよね
— 峰守ひろかず (@Minemori_H) Dec 23, 2021
高野秀行って人のブログ見たけど、そこまで詳しい話してないんだよな
— 藤 (@3776__) Dec 23, 2021
すしざんまいのおかげで海賊が居なくなったは嘘けど、無関係って言い切れないでしょ
高野秀行がこう言っているんだ
— マシュマ一 (@nekoyameruyo) Dec 23, 2021
@ponpoko4004 @langesohne_ 高野秀行の著作群読めば分かりますが、あの人現地できちんとフィールドワークしてるんですよ。現代の日本人で他にソマリア現地でそういう事してる人の名前をどれだけ挙げられますか。
— V林田@金曜日 東地区“L”ブロック-09b (@vhysd) Dec 23, 2021
ソマリアに関してプレジデントと高野秀行だったら、後者の方が100万倍信用できる
— 草冠に西 (@cuervo9) Dec 23, 2021
なので、まあ高野秀行さんのソマリア云々も話半分程度なこととしか思えんのよね。
— 杉 (@SugiShine) Dec 23, 2021
すしざんまい木村社長と高野秀行さんのソマリア海賊云々はどっちもどっち、両方本当に近くて、かつ両方嘘に近い話なんじゃないかって思ってる。
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高野秀行が言うならソッチノホウガただしいだろう
— アナゴ (@ThomasAnago) Dec 23, 2021
ソマリア、というかプントランドはかつて海賊からのあがりをシノギにしていたという話も耳にするし、高野秀行さん本の受け売りだけど、海賊で得られる収入のせいで伝統的な紛争調停(らくだ等で賠償して手打ち)が難しくなったそうで。それくらい海賊がうまくいったときのアガリはデカい。
— うちゅうじん?⬛?? (@jimmynicol88888) Dec 23, 2021
高野秀行はマジで面白いからよめ
— 栄太郎 (@MUSEIFUDEIIJAN) Dec 23, 2021
本日の格言:
— まゆりんtakada (@lisamayu0317) Dec 23, 2021
ソマリアのことは高野秀行さん以外に訊くな
高野秀行さんのソマリランドの本を読んでいたのであの記事の見出しから「?」だった。
— Robin_B (@Robin_bleu) Dec 23, 2021
高野秀行さんの「すしざんまい海賊撲滅説」批判に対して、それはあなたの憶測ですよねみたいな意見してる人を見かけて笑うしか無かった。ソマリアフィールドワークの権威やぞ…
— 元祖チコちゃん (@chico_barbon) Dec 23, 2021
〇〇〇〇〇〇さま、高野秀行さんまで、どうかしてますよ。うんざりです。
— オクターブ (@octaveresonance) Dec 23, 2021
高野秀行を読むと早稲田に行きたくなるのでいけない。また学歴コンプの発作を抑えないといけなくなる。
— 栄太郎 (@MUSEIFUDEIIJAN) Dec 23, 2021
すしざんまいの社長の件で高野秀行さんの名前が出てきてるけど、この人が書いた「謎の国家ソマリランド」と「恋するソマリア」は面白いので是非読んでみてほしい。
— ノリユキP⋈ (@noriyuki_0905) Dec 23, 2021
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すしざんまいシャチョサンとソマリアの海賊の話、高野秀行氏の『謎の独立国家ソマリランド』を読んでるとあれ?てなる。クソ分厚いけどおもろい
— 村串奈々子/ナレーター・DJ? (@nax2ko) Dec 23, 2021
すしざんまいのソマリアデマ見る度に高野秀行の本読み返したくなる
— 角質炒め定食 (@bad_tasting) Dec 23, 2021
すしざんまいの件
— 前〜maemuki〜向 (@sawayakamaemuki) Dec 23, 2021
僕は高野秀行信者なので高野さん説を信じます!
安心と信頼の高野秀行さん!
— いさき (@usagraph) Dec 23, 2021
すしざんまい社長のソマリア海賊撲滅話とそれを否定する高野秀行氏のブログ。
— いしかわひさし (@cQ_Q) Dec 23, 2021
海賊撲滅は話として面白いけれど、どちらも大味過ぎてついていけない。
高野秀行氏の方が聞きかじりてきな推量が多いのが残念。
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