大学を卒業した後は、現在の三菱UFJ銀行に入行。
2005年に、銀行時代の取引先でもあったレーサムの事業に魅力を感じ、不動産の業界に入ります。
1996年4月 三和銀行(現:三菱UFJ銀行) 入行
2005年 レーサム入社
2006年 レーサム社長室長
2007年 レーサム常務取締役 経営企画ユニット長兼社長室長
2009年 レーサム常務取締役 管理本部長
2011年 レーサム常務取締役 戦略投資本部長
2016年 株式会社レーサム・キャピタル・インベストメント(現:アルゴ・フィナンシャル・ソリューション) 代表取締役社長
2017年 レーサム常務取締役 社長室長
2018年 レーサム代表取締役社長
アメリカ留学では、アメリカで様々な価値観の仲間と力を合わせるチームづくりを学んだという小町剛代表。
レーサム社内では、新卒から年配者、女性から外国籍の社員、またレーサム社外ではベンチャー経営者から大手企業トップや幹部クラスの人々にまで、立場を超えて常に「フラットな関係性を築く」ことを意識されています。
採用活動にも、その理念は表れており、
「取り繕ったお話ではなく、オリジナルな原体験を聞かせてほしい。」と述べています。
裏表のないありのままの姿で採用面接の際は接し、また社員にもそうあるよう求めています。
アメリカの風土が育てた価値観も入り込んでいるように感じますね。
2005年にレーサムに入社した小町剛代表ですが、2006年には社長室長、2007年には常務取締役と、入社してから早い段階で頭角を現しています。
そして2007年にはいり、本格的にレーサムの本社移転・オフィス移転が始まります。
当時の代表で、元会長である田中剛は、新オフィスの設計内容についても社長としてではなく、まさに社員の一人として意見を行ってきました。
その際に代わって実務を担当したのが、当時常務取締役であった小町剛代表でした。
当時の小町剛代表は、「地道で一生懸命というレーサムの文化は残しつつ、次々と新しいサービスを展開していける情報に敏感な会社にしていくべき」という考えのもと、オフィス改革プロジェクトに舵を切っていったのでした。
結果として新しいオフィスは、ゾーニングの工夫によって、社員間、部門間のより強固な連携が可能となり、さらにレーサムの業務を効率化することに成功しました。
時代のニーズの変化に柔軟に対応し、既存不動産に新たな価値を創出するレーサム。
小町剛代表は入社以降、プレーヤーとして、富裕層向けに様々な不動産を手掛けてきました。
東京都の飯田橋にある「大箱ビルトイン」は、もともとはオフィルビルでしたが、
現在は保育施設となっています。
工事の手っ取り早さのみを考慮したら、そのままオフィスビルとして再生するのが良いところ、
該当エリアは待機児童の問題が存在していることから、保育施設へと変貌させます。
立地・周辺環境・社会状況など様々な条件から、ベストと思われる価値を、顧客と相談し、未来を見据えたうえで不動産をプロデュースしてゆきます。
結果、レーサムは手がけた5物件において、合計700名近い児童の就園機会を創出しました。