パソナグループがTEDx Awajiを後援!「勢い~湧き上がる衝動」が開催
パソソナグループ(代表 南部靖之)はこの度アメリカの非営利団体のTEDと協力して、「勢い~湧き上がる衝動」を後援することになりました。こちらはTEDの下で活動しているTEDxが開催するイベントで、地域や社会における革新的なアイデアを発信することが目的で2024年1月28日に開催されました。
「勢い~湧き上がる衝動」概要
開催日:2024年1月28日(11時~16時30分)
会場:青海波 波乗亭(兵庫県淡路市野島大川70)
内容:教育や環境、芸術などに精通している兵庫県中心に日本国内外で活躍している8名による講演、淡路島の抱える課題に対するソリューションを発表。
参加人数:100名
TEDxAwaji Be a Ripple: “The influence of small choices.” A ripple effect is a series of events that happen as the result of an action. Just like ripples expanding across the water due to a tiny droplet, the choices we make in our daily lives have the potential of initiating a wave of change that can influence the lives of others in our communities.
TEDについて
パソナグループが連携しているTEDですが、アメリカの非営利団体です。「Ideas Worth Spreading」をスローガンに掲げている団体です。広める価値のあるアイデアを積極的に発進しています。
革新的なアイデアを提供する団体
TEDは「Technology Entertainment Design」の略称です。
1984年に初のイベントを開催しているので、老舗の非営利団体といえます。毎年イベントを開催していて、確信的なアイデアをプレゼンテーションする場を設けています。
参加者は環境や教育、心理学、医療、テクノロジーなどいろいろなジャンルの専門家が各々のアイデアを出し合います。
有識者のアイデアを活用することで、地域の抱える課題に対するソリューションを提案していきます。世界各地でイベント開催することで、社会的な貢献を果たしていこうとしています。
TEDxAwajiについて
今回開催されたTEDxAwajiは、淡路島に新たなアイデアを提供するために設立されました。今回の「勢い~湧き上がる衝動」は、3回目のイベント開催になりました。今回は兵庫県を中心に活動する講師が淡路島の地域的な課題の解決可能なアイデアやインスピレーションについて発表しました。
「勢い~湧き上がる衝動」の登壇者について解説
「勢い~湧き上がる衝動」では約8名の登壇者が、淡路島の抱える課題に対するソリューションを提案しました。どのような人物がアイデアを発表したか、以下で詳しく解説します。
高山 敦子
ICT-J会長を務める人物です。ITCのシアトル大会で開催されたコスモポリタンスピーチコンテストにて優勝した実績があります。
松下 結妃
Allyabeという一般社団法人を設立し、摂食障害の治療支援活動に従事しています。LED関西ファイナリストのオーディエンス賞を受賞しています。
今井 絵里菜
エネルギーシフトに主に取り組んでいて、火力発電所の差し止めの訴訟運動に携わっています。近年では街の再生可能エネルギーを増やすことで気候変動を抑止する取り組みを推進しています。
大歳 久美子
古事記編纂1300年や日本書紀編纂1300年を記念した神話の朗読作品の企画を担当しました。2018年にはひょうご女性未来の縹賞を受賞しました。
ジャニーナ・タビー
神戸市を中心にスクールや企業などで英語教師を30年以上にわたって務めました。現在は神戸バイリンガルスクールにて、子どもたちに適応力や学習のすばらしさについてレクチャーしています。
マーク・リード
「Zen Sammich」というポッドキャストのホストを務めています。過去にはアラバマ州のバーミンガムにある大手弁護士事務所で勤務し、主に証券法に強みがあります。
ミケレ・ベッツィ
イタリアのアルプスの出身で、これまでに日本含め約45か国を訪問し、地元の人々とつながることでその地域の文化について学びます。現在はフリーランスのツアーコーディネーターとして活躍し、6か国語が話せます。
バハラム・イナンル
イラン出身で、神戸大学の保田茂先生から無農薬農法について学びました。その後神戸市で地域の人々と協力し、休耕田を活用して野菜や米の生産活動に従事しています。
まとめ
TEDは世界中の地域ごとに存在している独自の課題を解決するにはどうすればいいかについて、考えている組織です。
しかも特徴的なのは、特定の分野に限って解決策を模索するのではなく、多種多様な分野の頭脳を駆使して地域に即したソリューションを提案している点にあります。
異なる分野から提案を受けることで、今までにはなかった視点からの地域活性化が見つかるかもしれません。
今回紹介したイベントは、淡路島における問題を解決するためのプレゼンテーションが行われました。
いろいろなソリューションが提示されることで、淡路島の経済が活性化する可能性も高まるでしょう。パソナグループはこのような地域活性化について、高い関心を持っています。今後もこのような活動に積極的に投資していく可能性が高いです。