パリ五輪サッカー女子は、開会式に先立ち7月25日から予選リーグがスタートしました。なでしこジャパンは初戦で、世界ランキング1位の強豪スペインと対戦。金メダル獲得を目指し、グループリーグ突破は必須となります。
試合は、前半13分に藤野あおば選手の豪快な直接フリーキックで日本が先制。しかし、その後はスペインの巧みなパス回しと攻撃に押され、前半22分に同点ゴールを許します。後半もスペインの猛攻が続き、守備に追われる展開が続きます。
後半29分には、スペインに勝ち越しゴールを許し、1対2で敗戦。なでしこジャパンは、世界ランキング1位のスペイン相手に善戦を見せましたが、惜しくも黒星スタートとなりました。
キャプテンの熊谷紗希選手は「勝ち点が欲しかったので負けたのは残念だが、落ち込んでいる暇はない。次戦のブラジル戦に向けて、自分たちのできることをすべてやり切りたい」と語りました。
なでしこジャパンは、グループCでブラジル、ザンビアと対戦。グループリーグを突破するためには、次戦のブラジル戦で勝利が必須となります。
なでしこジャパンは、初戦で世界ランキング1位のスペイン相手に、持ち味である攻撃的なサッカーを展開し、先制点を奪うなど健闘を見せました。しかし、スペインの攻撃陣の力強さ、そして個々の選手の技術力の高さの前に、逆転負けを喫してしまいました。
今大会、なでしこジャパンは金メダル獲得を目標に掲げており、その目標達成にはグループリーグ突破が不可欠です。初戦で黒星スタートとなってしまったことは、今後の戦いに大きな影響を与える可能性があります。しかし、なでしこジャパンは、これまで数々の逆境を乗り越えてきました。次戦のブラジル戦では、この経験を生かし、勝利を目指して戦ってくれることを期待しています。
