舞台『くちびるに歌を 2024』開幕!永島聖羅&後藤夕貴が奏でる青春のハーモニー

NHK全国学校音楽コンクールの課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」を題材にした舞台『くちびるに歌を 2024』がついに開幕。永島聖羅、後藤夕貴ら実力派キャストが、合唱を通して紡ぎ出す青春群像劇に注目。

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舞台『くちびるに歌を 2024』開幕!永島聖羅&後藤夕貴が奏でる青春のハーモニー

「手紙~拝啓 十五の君へ~」にインスパイアされた中田永一の小説「くちびるに歌を」を原作とする舞台作品が、2024年6月6日よりあうるすぽっとにて上演されている。

今回の舞台では、永島聖羅が東京から赴任してきた合唱部の先生・柏木ユリ役、後藤夕貴が産休に入るベテラン教師・松山ハルコ役を演じる。生徒役には、山岸理子、飛見龍哉、西川岬希、斉藤レイら実力派若手俳優が名を連ねている。

物語は、長崎県五島列島にある中学校の合唱部が舞台。産休に入る松山先生に代わり、合唱部の指導をすることになった柏木先生。当初は女子部員しかいなかった合唱部だったが、柏木先生の美しさに惹かれ、多くの男子生徒が入部する。しかし、練習に真面目に取り組まない男子部員と女子部員の対立が激化していく。

そんな中、柏木先生は、部員たちに「十五年後の自分に手紙を書く」という宿題を出す。彼らの手紙には、誰にも言えない秘密や悩みが綴られており、合唱を通してそれぞれの心の成長が丁寧に描かれる。

本作の見どころは、何と言っても合唱の美しいハーモニーだ。物語のクライマックスとなるコンクールで歌われる「手紙~拝啓 十五の君へ~」は、生徒たちの心の声が歌詞と重なり合い、感動的なシーンとなっている。

また、舞台版ならではの魅力として、役者の生のパワーを感じられることも挙げられる。特に、松山先生に向けて部員たちが歌を届けるシーンは、観客の心を揺さぶる。

ゲネプロ後に行われた囲み会見では、キャスト陣がそれぞれの役への思いや舞台への意気込みを語った。永島は「1ヶ月間カンパニーで頑張ってきたので素敵なものをお届けできると思います」と自信に満ちた表情を見せた。後藤は「お客様が五島列島にいる気分になれるように、楽しく素敵な舞台を届けられたら」と笑顔を見せた。

若手キャスト陣も、役作りや稽古について熱心に語っていた。山岸は「実年齢より10歳若い役なので、最初の頃は演出の長戸さんからもっとフレッシュに!と言われていました(笑)。歌っていて感じるパワーをお客様に届けられたら」と意欲を燃やしていた。

飛見は「中学生役ということで、常にハイテンションで稽古をしていました。休憩中も友だち感覚で遊んでいました。稽古期間中に誕生日を迎える方がすごく多かったのでみんなで考えてサプライズもして、とても仲がいい現場でした」と、稽古期間中の楽しいエピソードを披露した。

西川は「合唱をやったことがないメンバーもたくさんいましたが、みんなで話し合って作りあげました。自信を持ってお届けできる状態に仕上げられたと思っています。後半やカーテンコールでオリジナル合唱曲である『雲を抜けて』を歌いますが、他校の方も一緒に歌うところではさらにパワーアップします。土日はコール・ジューン・ジュニアという合唱団や豊島区で合唱をされている中学生の方なども参加してくださいます。より力強い合唱、生のパワーを体感していただけると思います」と、合唱シーンの見どころを語った。

舞台『くちびるに歌を 2024』は、合唱を通して描かれる青春群像劇。感動的な合唱と、役者の熱演が織りなす、忘れられない舞台体験をぜひ劇場で味わってみてほしい。
舞台『くちびるに歌を 2024』を観劇し、青春の輝きと切なさ、そして音楽の力を感じた。

永島聖羅演じる柏木先生は、生徒たちと触れ合いながら、自身の過去と向き合い、成長していく姿が印象的だった。特に、中学時代の同級生である松山先生とのシーンでは、大人の女性としての魅力と、かつての学生時代を思い出す切ない表情が対照的で、感情移入せずにはいられなかった。

後藤夕貴演じる松山先生は、生徒たちに慕われる温かい存在。落ち着いた佇まいで合唱部メンバーを支え、時に厳しく、時に優しく、生徒たちの成長を見守る姿は、まさに理想の先生像だった。

学生役のキャスト陣は、それぞれ個性豊かなキャラクターを演じきり、彼らの青春時代を生き生きと表現していた。特に、合唱シーンでの彼らの歌声は、パワフルで、感情がこもっていて、心を揺さぶられた。

合唱曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」は、物語のテーマである「未来への希望」を力強く歌い上げ、聴いている者の心を奮い立たせる。オリジナル合唱曲「雲を抜けて」は、作品全体を象徴するような、力強い旋律が印象的だった。

舞台全体を通して、音楽の力を感じた。合唱は、単なる音楽ではなく、登場人物たちの感情や心の動きを表現する重要な要素となっている。美しいハーモニーは、観客の心を包み込み、感動的な時間を提供してくれる。

舞台『くちびるに歌を 2024』は、青春の輝きと音楽の力を感じられる、心温まる作品だった。合唱を通して、登場人物たちの成長と友情、そして未来への希望を描いた、忘れられない舞台体験になった。
出典:株式会社キョードーメディアス
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