「かまいたちの夜~THE LIVE~」舞台化!ヴァサイェガ渉、豊田陸人ら出演!
伝説のサウンドノベル「かまいたちの夜」が、舞台化!2024年6月に東京・大阪にて上演される。舞台オリジナルストーリーで、観客の選択でエンディングが変わるマルチエンディングを採用。個性豊かなキャストが出演し、舞台ならではの仕掛けで「かまいたちの夜」の世界観を体感できる。
「かまいたちの夜~THE LIVE~」舞台化!ヴァサイェガ渉、豊田陸人ら出演!
2024年6月、東京と大阪で上演される「かまいたちの夜~THE LIVE~」のキービジュアルが公開された。1994年のゲームソフト発売から30周年を迎える本作は、原作者の我孫子武丸氏を監修に迎え、舞台オリジナルストーリーが展開される。観客の選択によってストーリーが分岐し、複数のエンディングを迎えるマルチエンディングを採用している。
舞台を制作するのは、ミステリー専門の劇団「ノサカラボ」。代表を務める演出家の野坂実氏は、これまで「アガサ・クリスティー作品」や「神津恭介シリーズ」など、重厚な作品を手掛けてきた実績を持つ。脚本は、劇団「⻤の居ぬ間」主宰で、妖怪をモチーフとした作品を得意とする望月清一郎氏が担当する。
主演の伊月役には、ヴァサイェガ渉氏が抜擢され、比企文哉役には豊田陸人氏が決定。さらに、高柳明音、ドロンズ石本、塩月綾香、細貝圭、安田裕など、個性豊かなキャスト陣が名を連ねている。公開されたキービジュアルでは、うっすらと「かまいたちの夜」でお馴染みの青いシルエットと、意味深な表情をした6人が、不穏な雰囲気を漂わせている。誰がどのような役を演じるのかは、劇場でのお楽しみだ。
本作は、観客参加型の舞台作品として、舞台ならではの仕掛けも用意されているとのこと。プレイヤーであるあなたは、様々な選択肢を選びながら物語を進めていく。しかし、何かがゲーム版とは違う。そして、新たな殺人事件も発生する。いったい何が真実なのか?舞台ならではの仕掛けと、個性豊かなキャスト陣による迫真の演技で、あなたは真の犯人を見つけることができるだろうか?
「かまいたちの夜」は、ゲームソフトとして多くのファンを魅了してきた作品だ。その「かまいたちの夜」が舞台化されると聞き、期待と同時に不安も感じていた。舞台化となると、ゲームの世界観をどのように表現するのか、原作の世界観を損なわないのか、といった懸念があった。しかし、公開されたキービジュアルを見る限り、原作の世界観を忠実に再現しつつ、舞台ならではの演出を加えることで、新たな魅力を生み出そうとしていることが伝わってくる。
特に、観客の選択でストーリーが分岐するという設定は、舞台作品として非常に興味深い。観客参加型のエンターテイメントとして、新たな「かまいたちの夜」体験を提供してくれるのではないかと期待している。個性豊かなキャスト陣の演技にも注目だ。ゲーム版ではキャラクターを想像していただけに、俳優たちがどのようにキャラクターを演じるのか、今から楽しみだ。
「かまいたちの夜」は、ミステリーだけでなく、人間関係や心理描写など、様々な要素が複雑に絡み合った作品だ。舞台版では、これらの要素がどのように表現されるのか、そして、観客にどのようなメッセージを伝えてくれるのか、非常に興味深い。舞台版「かまいたちの夜」が、原作の世界観を継承しつつ、新たな魅力を生み出した作品となることを期待したい。