フジテレビの動画配信サービスFODにて、7月5日（金）20時より配信がスタートするFODオリジナルドラマ『REAL 恋愛殺人捜査班』の完成発表会が、7月2日（火）にフジテレビマルチシアターで開催されました。

イベントにはW主演の野村周平さんと塩野瑛久さんが登壇し、軽部真一アナウンサーの司会進行のもと、ドラマの魅力や撮影の裏側を語り尽くしました。

ドラマは、実際に起きた有名な殺人事件をモチーフに、恋愛のもつれに特化した事件を解決していく、個性的な凸凹コンビ刑事を描いた作品です。野村さんは、真面目で愚直な大儀見役を、塩野さんは自由奔放で恋愛経験豊富な夢川役を演じます。

イベントでは、ドラマの魅力について質問されると、野村さんは「一見すると本当にあったということが信じられないぐらいの内容ですが、実際の事件を元にしているのでリアリティがある作品になっています。」とコメント。塩野さんは「凸凹な性格で正反対な2人の刑事が、恋愛のもつれに特化した事件を解決していく物語で、とにかく2人のキャラクターが対照的なところに注目してください。」と、ドラマの見どころを語りました。

さらに、軽部アナウンサーから「キャラクターと自分を比較すると？」という質問には、野村さんは「僕と全く同じですね！仕事も真面目で、恋愛も一途で、すごいやりやすかったです！」と満面の笑みで答えると、会場からは大きな笑いが起こりました。一方、塩野さんは「一言でいうとチャラ男ですよね。捜査をする度に、女の人と連絡先を交換したりして、プライベートでも連絡を取り合ったりする捜査の一環ではあるけれど、その後も連絡取り合ったりしてんだろうな、みたいな。実は本当の愛を信じてないというところがあるんじゃないかな？と思っていて…。愛を信じていないというところは、（自分は）近いかもしれない」と、自身の恋愛観を明かしました。

イベントでは、撮影中の裏話も明かされました。塩野さんは「全1～6話を順番通りではなく、バラバラに撮影する中で、色々な人の名前が出てきて覚えられない！」と苦労を語ると、野村さんも「竹財輝之助さん演じる新城が、“しんじょう”だったら言いやすかったのですが“あらしろ”なんですよ。台本読んでもフリガナは振ってないので“しんじょう”で覚えたんです。そうしたら現場で“あらしろ”なんですよ。って。長セリフの中でこの名前が何回でてくるかって！頭の中で“あらしろ”に変換する作業をやらなきゃいけないんですよ！そういう名前は分かりやすい名前にしてほしいね！」と同意しました。

野村さんは「セリフの量が多い。警察署の中での2人のシーン、1～6話分を4日間でまとめて撮影したのですが、あれはダメでした。（台本）何十ページを喋りっぱなしみたいな。普段使わないような単語を覚えたり、僕の性格的にその日を終わらせないと、翌日のセリフは入らないですよ！」と過密なスケジュールだったことを明かしました。

イベントの後半では、お互いの“REAL”な姿を暴露する場面も。野村さんは塩野さんについて「長セリフがいっぱいあったという話をしたんですが、僕結構そういう時でも結構パっと寝ちゃうタイプなんですね。今日のことは忘れて、明日のセリフは明日どうにか頑張ろう！みたいな感じのテンションでいるんですが、塩野君は“全然眠れなかったんですよ”って結構気にしちゃうんだなーって」と、塩野さんの真面目な一面を明かしました。塩野さんは「セリフを覚えることが人より苦手で、周平君とか見ていると余計そう思っちゃうんですよ」と、野村さんの記憶力の良さに驚いている様子でした。野村さんは「僕は僕のせいじゃないと思いながらやってるんで。この忙しさは、このスケジュールを組んだ人が悪いと思ってるんで（笑）」と、開き直った発言で会場を沸かせました。

塩野さんは野村さんについて「ずっと電車移動で現場へ行っていて。その時に周平くんが“電車で移動してんの？今日一緒に終わったら乗せてってあげようか？”って言ってくれたんですよ。うわ！すっごい優しいなって思って。でも、現場終わりの帰るスピードがめちゃくちゃ早くて、撮影が終わったら、もう3分後、いや何なら1分後ぐらいにはいない！ぐらいなので、送ろうかって言ってくれたけど、俺が着替えている間に出ていっちゃうんで、絶対間に合わないなと思ったんですよ」と、野村さんの早朝から現場に駆けつける姿を明かしました。野村さんは「メイクはドラマの時もあんまりしないんで、落とす時間もかかんないですしね。その日最後のカットを撮影した時は、監督が映像を見返しているうちに服を脱ぎ始めることも。早く帰って寝なきゃいけないんで！」と、笑顔で答えると、会場は笑いの渦に包まれました。

さらに、過去の恋愛エピソードも披露されました。野村さんは「嫌われ事件」として、小学生や中学生の頃に好きな女の子にちょっかいを出してしまい、嫌われてしまった経験を語りました。塩野さんは「大後悔ラブレター事件」として、中学生時代に女の子からもらったラブレターを、友達に声をかけられた際に慌ててゴミ箱に捨ててしまったことを告白し、カメラに向かって謝罪しました。

イベントでは、会場に招待されたファンの方からの恋愛相談にも答える場面もありました。最後は、野村さんから「リアルな事件を元にして作られているので、話も面白くて、事件の内容もどんどん濃くなってきます。1話1話見逃せないところが沢山あるので、配信された際には是非見てください！」と、塩野さんから「お客さんの前に立つことが、本当に久しぶりだったので今日は嬉しかったです。この先2人の関係性がどう進展していくのか、そしてどんな事件が待っているのか、注目してください！」と、それぞれメッセージを送りました。

本完成発表会の模様は、後日FODで配信予定です。どなたでも無料でご覧いただけますので、本編と併せて是非ご覧ください。

W主演の野村周平さんと塩野瑛久さんの個性と魅力が光る、FODオリジナルドラマ『REAL 恋愛殺人捜査班』の完成発表会は、笑いと情報が満載で、非常に楽しいイベントでした。

ドラマの内容はもちろん、2人の役柄に対する解釈や、撮影中の裏話、過去の恋愛エピソードなど、普段聞けない貴重な話が聞けました。特に、2人がお互いを暴露する場面は、ファンにとってはたまらない内容だったのではないでしょうか。

野村さんの真面目さと塩野さんの自由奔放なキャラクターの違いが際立つトークは、まさに“凸凹コンビ”という言葉がピッタリでした。お互いをよく理解している様子が伝わってきて、2人の掛け合いは見ているこちらも笑顔になってしまいました。

イベントを通して、ドラマへの期待感が高まりました。実際に起きた事件をモチーフにしたという点も興味深く、事件の内容や2人の刑事がどのように事件を解決していくのか、早く見たい気持ちでいっぱいです。

さらに、完成発表会の模様が後日FODで配信されるとのことなので、イベントの様子を逃した方は、是非チェックしてみてください。