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フィリピンがスペインの統治下にあった16世紀、スペイン人の主な使命はフィリピンでカトリックの布教を行うこと。カトリックを広めるために、フィリピン各地にカトリックの教会が次々と建設されていきました。その一つが、サン・アグスティン教会です。
現在のサン・アグスティン教会は、実は三度目に建てられたもの。これまでに二度破壊され、その都度建て直されているのです。
一度目に建設されたのは、1571年。二パ(フィリピンに生息するヤシの木)と竹を用いて建設されましたが、1574年に中国の海賊がマニラに侵攻した時、炎で焼かれ崩壊してしまいます。
その後、二度目の建設では木材を使用して建てられます。しかし1583年、ろうそくから点火した炎によって、また崩壊してしまいます。
サン・アグスティン教会の修道士たちは、同じ過ちを繰り返さないようにと、三度目の建設では石を使う決断をします。1586年に着工し、1607年に完成。これ以降、16世紀・17世紀に起こった大きな地震にも耐え、現在まで残っているのです。
川尻征司(川㞍征司)のフィリピンの魅力まとめ。文化から食、経済まで網羅しました。
日本に人口が比較的多く、地理的な近さからも、日本人にとって身近な国、フィリピン。 しかし、では実際にフィリピンがどんな国でどんな魅力があるのか、何故日本人にとって身近なのか具体的に知っている人はさほど多くないのでは? 今回は川尻征司(川㞍征司)が、ぼく目線でフィリピンの魅力を紹介します。
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