食品ロス削減とCO2排出量可視化!ロスゼロと朝日放送グループHDが実証実験
食品ロス削減を目指すロスゼロが、朝日放送グループホールディングスと連携し、オフィスのおやつを通して食品ロス削減とCO2排出量可視化の実証実験を開始。販路を失った食品を活用し、消費促進と環境負荷低減を目指します。
食品ロス削減とCO2排出量可視化!ロスゼロと朝日放送グループHDが実証実験
食品ロス削減と資源循環社会の実現を目指す株式会社ロスゼロは、朝日放送グループホールディングス株式会社と連携し、オフィスのおやつを通じて食品ロス削減とCO2排出量可視化の実証実験を開始しました。
この取り組みは、朝日放送グループホールディングスの大阪本社と東京支社の両拠点で実施され、ロスゼロが提供する「ロスゼロOFFICE」が導入されます。「ロスゼロOFFICE」は、販路を失った食品を事業所内に設置することで、従業員による消費を促進し、食品ロス削減とCO2削減量を可視化することを目指すサービスです。
「ロスゼロOFFICE」の特徴は、従業員が「おやつが欲しい」「小腹を満たしたい」と感じた際に、食品ロス削減に貢献できるという点にあります。また、各食品のロスの原因や背景が記載されているため、食品ロスに対する従業員の理解促進にもつながります。さらに、QRコード決済を導入することで、従業員の利便性を向上させ、設置食品のさらなるロスを回避するため、食べきり式を採用しています。商品ラインナップは毎回変化し、わくわく感を演出することで、従業員の購買意欲を高めます。
ロスゼロは、アンバサダー制を導入することで、事業所内での浸透を積極的に推進しています。さらに、CO2削減量を事業所内で可視化することで、従業員の環境意識向上に貢献します。
食品ロス削減は、地球環境保護に大きく貢献します。食品の生産、流通、消費には多大なエネルギーが投入されます。廃棄してしまうと、エネルギーが無駄になるだけでなく、焼却や埋め立てによる温室効果ガスの排出につながり、環境負荷となります。
ロスゼロは、2018年から「ロスゼロ不定期便」というサービスを提供し、製造や流通で行き場を失った余剰・規格外品の消費者を繋ぐプラットフォームを構築してきました。今回の実証実験を通して、食品ロス削減とCO2削減量を可視化することで、より多くの人々に環境問題への意識を高めてもらうことを目指しています。
食品ロス削減とCO2排出量可視化という、まさに時代のニーズに応える取り組みだと感じました。ロスゼロと朝日放送グループHDの連携は、企業が社会貢献活動に取り組む新しいモデルケースとして注目されます。
「ロスゼロOFFICE」は、従業員がおやつを食べるという日常的な行動を通じて、食品ロス削減に貢献できるという点が素晴らしいと思います。また、各食品のロスの原因や背景を可視化することで、従業員の意識改革を促す効果も期待できます。
今回の実証実験が成功し、多くの企業で導入されることで、食品ロス削減が社会全体で進んでいくことを期待しています。食品ロスは、環境問題だけでなく、食料安全保障にも影響を与える深刻な問題です。企業が積極的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に大きく貢献すると確信しています。