登別市のウニが進化!特殊冷凍技術で鮮度と美味しさを全国へ
北海道登別市の特産品であるウニの品質向上に、官民連携で成功!特殊冷凍技術の導入により、生ウニの美味しさを全国へ届けられるように。冷凍技術の課題を克服し、鮮度と風味を保ちながら、好きなタイミングで楽しめるように。
登別市のウニが進化!特殊冷凍技術で鮮度と美味しさを全国へ
北海道登別市は、豊かな自然に恵まれたウニの名産地として知られています。しかし、生ウニは鮮度が命。流通過程での品質保持が課題となっていました。そこで、地域活性化に取り組む株式会社イミューは、登別市とマルヒラ渡邊水産株式会社と連携し、特殊冷凍技術を導入することで、この課題解決に乗り出しました。
この特殊冷凍技術は、株式会社リバーサーと有限会社カネキ木村水産が共同開発したもので、従来の冷凍技術とは異なり、ウニの風味や食感を損なうことなく、鮮度を保つことができるのが特徴です。
マルヒラ渡邊水産は、創業80年の歴史を持つウニの加工販売業者で、登別市のふるさと納税返礼品としても人気のウニを提供しています。今回の技術導入により、これまで流通過程で課題となっていた品質の劣化を防ぎ、より新鮮で美味しいウニを全国の消費者に届けられるようになりました。
特殊冷凍技術によって、ウニは解凍後も身が溶けにくくなり、ミョウバンの使用も最小限に抑えられています。これにより、ウニ本来の風味と食感を味わうことができます。また、賞味期限も延びたため、冷凍しておき、好きなタイミングで解凍して楽しむことができます。
登別市では、この特殊冷凍技術を導入したウニを、ふるさと納税返礼品として提供するほか、マルヒラ渡邊水産のECサイトでも販売を開始しました。
株式会社イミューは、今後も北海道産ウニの価値向上を目指し、地域産業の活性化に貢献していくとのことです。
今回の登別市のウニの品質向上は、地域産業の活性化に大きく貢献する取り組みと言えるでしょう。特殊冷凍技術の導入によって、これまで流通過程で課題となっていた品質の劣化を防ぎ、より新鮮で美味しいウニを全国の消費者に届けられるようになったことは、大きな進歩です。
また、この取り組みは、単にウニの品質向上にとどまらず、地域経済の活性化にも繋がる可能性を秘めています。ふるさと納税返礼品として、より魅力的なウニを提供することで、登別市への関心を高め、観光客誘致にも貢献できるでしょう。
今後は、この技術を他の水産物にも応用し、北海道の豊かな水産資源を全国に発信していくことが期待されます。