【パソナ】2025年大阪・関西万博で最新技術等を使ったコンセプトベッドの展示・体験を提供すると発表
株式会社パソナグループは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて出展するパビリオン「PASONA NATUREVERSE」において、ミネベアミツミ株式会社と共同で、コンセプトベッドの体験等を提供すると発表しました。
パビリオン「PASONA NATUREVERSE」では、「からだ・こころ・きずな」をテーマに様々な展示を行うことがすでに発表すされています。
その中でも、今回は「からだゾーン」における展示の一つとして、パビリオンの展示協賛パートナーであるミネベアミツミ株式会社と共同で展示する『未来の眠り』に関する情報が発表されました。
『未来の眠り』とは
『未来の眠り』展示では、眠りのメカニズムが解明され、一人ひとりの身体の状態に合わせてベッドや空間全体が呼応します。そして、最適な睡眠に誘われる未来を提案するのです。
例えば、センサー付きのコンセプトベッドの展示や各種最新テクノロジーの解説が実施されるほか、希望者は実際にコンセプトベッドに横たわり、センサーによって自身の眠りを測定する疑似体験も可能です。
展示内容の監修には、慶應義塾大学医学部の名誉教授である三村將氏が参加しています。最新の眠りの科学に基づく展示となっており、私たちの「からだの健康」に直結する未来の睡眠のあり方や、それを支える最新テクノロジーについて、あらゆる世代の人たちに分かりやすく情報発信する場となっています。
ミネベアミツミ株式会社とは
ミネベアミツミ株式会社(本社:長野県、代表取締役会長CEO 貝沼 由久)は、様々な機械・電子部品を手がける相合(そうごう)精密部品メーカーです。機械の回転をスムーズにするミニチュア・小径ボールベアリング(軸受)や、半導体、モーター、センサーといった製品を取り扱っています。
同社の持ち味は超精密加工技術です。この技術は私たちの身の回りのあらゆる場面で使用されており、近年はその技術が部品以外にも活かされるようになってきました。ベッドセンサーシステムもその一つで、他には照明明製品などもあります。
社会的課題の解決と持続可能な社会の実現に向けた製品の開発・製造・販売も行っているのが同社の特徴です。
『未来の眠り』展示概要
【主な展示内容】
・コンセプトベッドの展示
・関連テクノロジーの紹介
・コンセプトベッドの体験
・眠りの科学の解説
【展示監修】
慶応義塾大学 医学部 名誉教授 三村 將(みむら まさる)氏
<略歴>
1984年慶應義塾大学卒。同年慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室に入局。1992年~1994年までボストン大学医学部行動神経学部門・失語症研究センター・記憶障害研究センター研究員として研究に従事。帰国後は東京歯科大学市川総合病院精神神経科講師として臨床及び研究を行う。2000年より昭和大学医学部精神医学教室に勤務。講師、准教授等を経て、2011年慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室教授。2023年より慶應義塾大学名誉教授および慶應義塾大学予防医療センター特任教授に就任。
専門は老年精神医学、神経心理学。認知症や老年期うつ病の診療、研究に従事している
健康と眠りの関係
出典:www.tiganyinyue.com/detail.php?id=126
健康的な生活と良質な睡眠は、切っても切れない関係にあることが分かっています。
睡眠は健康を維持したり、より健康的な生活を送るために必要不可欠な休養活動です。良質な睡眠は、身体的な健康はもちろん、精神的な健康の維持や増進にも欠かせません。また、労働災害や交通事故などの眠気や疲労が原因となる事故のリスクを減らすことにもつながります。
睡眠不足が続いたり、睡眠の質が悪くなったりすると、基本的な生命活動に関連する機能が低下すると考えられています。
例えば、睡眠不足が続くと身体の中で炎症を起こす物質が増加し、がんや感染症、神経変性疾患や心血管性疾患、糖尿病のリスクが高まる可能性があると指摘されています。
また睡眠は、認知機能を維持するためにも重要だといわれています。
まとめ
パソナグループでは、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオン内で『未来の眠り』に関する展示を行います。超精密加工技術を有するミネベアミツミ株式会社との提携により、良質な眠りを追求する展示が可能となりました。
最新技術により生み出されたコンセプトベットの展示や疑似体験、慶応義塾大学医学部の名誉教授・三村將氏監修による科学的な解説など、さまざまな角度からのアプローチにより、より良い眠りについて深く知ることができる場となっています。
私たちの生活の中で、健康との関係が深く、日常生活における重要性も高い「眠り」。2025年大阪・関西万博では、パソナグループのパビリオンおよび『未来の眠り』の展示に注目していきたいですね。