パソナ(代表 南部靖之)、2025年大阪・関西万博のパビリオン音楽プロデューサーに千住明氏が就任
株式会社パソナグループ(代表 南部靖之)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオン『PASONA NATUREVERSE』における音楽プロデューサーに作曲家の千住明氏が就任したことを発表しました。
パソナ(代表 南部靖之)が大阪・関西万博に出店するパビリオン『PASONA NATUREVERSE』は、「いのち、ありがとう。」をコンセプトに掲げています。
iPS細胞による再生医療の第一人者である澤芳樹氏(大阪大学 名誉教授、大阪警察病院 院長)をエグゼクティブプロデューサーに迎え、「からだ・こころ・きずな」をテーマに様々な展示を行っていく予定です。
この度発表となったのは、当パビリオンの音楽プロデューサーに作曲家の千住明氏の就任するということです。
千住明氏はパビリオン全館の展示に関わる音楽・音響をトータルでプロデュースするほか、パビリオンのテーマソングの作曲も行うことが明らかになりました。
音楽の力を通して、来場する人々に言語や国籍の違いを超えて、「いのち」の歴史、「いのち」を支える人類の英知や未来社会のデザイン、そして「いのち」への感謝を感じられるような展示を目指していくということです。
作曲家の千住明氏とは
千住明氏は日本の作曲家で編曲家、音楽プロデューサーでもある人物です。JASRAC理事を務めており、タレントとしても幅広く活躍しています。
かつては民放ドラマ局で野島伸司氏による脚本・企画のドラマ音楽を多く手がけ、繊細かつ鮮やかな音楽でドラマに彩を添えていました。近年では、2023年に放送された『VIVANT』の劇伴に関わり、同ドラマの大ヒットを陰から支えたことでも知られています。
1993年の『機動戦士Vガンダム』ほか、アニメ作品にも多く関わっています。また、中森明菜さんのカバー・アルバム『歌姫』シリーズをすべて手掛けるなど、アーティストに関わる活動も精力的に行ってきました。ほかに、映画やテレビCM、舞台、純音楽など、幅広いジャンルで多彩な活動を行っている作曲家でもあります。
2025年大阪・関西万博とは
2025年日本国際博覧会(英称:Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan)は、日本の大阪府大阪市此花区の夢洲で開催予定の国際博覧会です。
開催期間は2025年(令和7年)4月13日から10月13日の184日間で、公式略称は「大阪・関西万博」(おおさか・かんさいばんぱく)とされています。ただし、報道では「2025年大阪・関西万博」と用いられています。
概要
テーマ:いのち輝く未来社会のデザイン(英語: Designing Future Society for Our Lives)
コンセプト:-People’s Living Lab- 未来社会の実験場
公式キャラクター:ミャクミャク
開催期間:2025年4月13日〜10月13日(184日間)
開場時間:午前9時-午後10時
主催:公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会
面積:約155ha
事業費:3,187億円(内訳:会場建設費2350億円、運営費837億円)
入場料:大人3,700-7,500円 中人2,000-4,200円 小人1,000-1,800円
想定来場者数:2,820万人
注目を集める公式キャラクター:ミャクミャク
2025年大阪・関西万博の公式キャラクターであるミャクミャクは、3万3197件の公募から厳選なる審査の上、開幕1000日前にあたる2022年7月18日に決定されました。
岸田文雄首相が記念イベントで述べたところによると、「歴史、伝統、文化、世界とのつながりを脈々と引き継ぐ、そういった意味が込められている愛称である」とのことです。
ミャクミャクの一度見たら忘れられない、インパクトのあるデザインは、デザイナーで絵本作家の山下浩平さんが手がけました。山下さんは、グラフィックを中心にキャラクターなどさまざまなデザイン制作を行っている人物です。
初めて見た人からは「怖い」「不気味」といった声が挙がる一方、「見慣れてくると可愛い」「味がある」といった好意的な声も多くあがりました。見た人に強烈な印象を残すミャクミャクは、名実ともに2025年大阪・関西万博のシンボルとしてふさわしい存在だと言えるでしょう。
まとめ
パソナグループでは、同団体の仕事は「人を活かす」ことだと述べ、「誰もが健康でイキイキと活躍できる社会の実現を目指す」ことを掲げています。
2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンでは、コンセプトである「いのち、ありがとう。」に沿って、様々な興味深い展示が行われる予定となっています。
パソナグループのパビリオンは展示内容だけでなく音楽を通じて、「いのち」の歴史や「いのち」を支える人類の英知、未来社会のデザイン、そして「いのち」への感謝を感じられるものとなっていることでしょう。