ママたちの本音!パパのPTA役員参加、賛成?反対?
日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」が実施したアンケートで、1,400人以上のママから「パパのPTA役員への立候補」に対する率直な意見が明らかになりました。賛成派と反対派の意見、そしてママたちの条件付き賛成理由など、気になる結果をチェック!
ママたちの本音!パパのPTA役員参加、賛成?反対?
「パパがPTA役員?」近年、学校や園のPTA活動に積極的に参加するパパの姿も珍しくありません。しかし、PTA活動の中心は依然としてママである場合も多いのが現状です。
そこで、ママ向け情報サイト「ママスタ」が実施したアンケートでは、1,400人以上のママたちに「旦那さんがPTA役員になりたいと言いだしたら賛成する?反対する?」という質問が投げかけられました。
アンケートの結果、「反対」が30.8%、「賛成」が28.2%と、わずかですが「反対」が上回りました。
反対派からは、「仕事をしながらでは難しい」「家族と過ごす時間が減るのは困る」など、家庭への影響を懸念する声が多く聞かれました。また、「トラブルに巻き込まれそうで不安」という意見も寄せられており、ママたちの不安が垣間見えます。
一方、「賛成」派は、「仕事ができる人だから適任」「役員をきっかけに子育てに積極的になれると思う」「パパの活躍ぶりは子どもにもいい影響を与える」など、パパの参加によるメリットを期待する意見が目立ちました。
しかし、最も多かった回答は「どちらともいえない」で、全体の約4割を占めました。コメント内容を分析すると、この「どちらともいえない」という回答は、条件付きの賛成であることがわかりました。
条件としては、主に「仕事を投げ出さないなら賛成」「自分に仕事がまわってこないなら賛成」という、ママ自身への負担軽減を望む声と、「やりたいなら引き受ければいい」と本人のやる気に委ねる声の二つに分けられます。
今回のアンケート結果から、パパがPTA役員に参加することへのママたちの複雑な思いが浮き彫りになりました。パパが気持ちよく、そしてママにも負担なくPTA活動に参加できる環境づくりが、これからの課題と言えるでしょう。
今回のアンケート結果を見る限り、パパのPTA役員参加に対するママたちの意見は、賛成、反対、どちらともいえないと、実にさまざまであることがわかりました。
反対派の意見の中には、ママが抱える家事や仕事の負担、さらにはトラブルへの不安などが透けて見えます。一方、賛成派は、パパの仕事能力や子育てへの積極性を期待し、子どもへの良い影響を願っているようです。
特に興味深いのは、条件付きで賛成という意見です。これは、ママたちがパパの参加を全面的に否定しているのではなく、自分たちの負担や家庭への影響を考慮した上で、一定の条件を満たせば賛成できるという考え方を持っていることを示しています。
パパのPTA活動が、ママたちに負担をかけることなく、家族全体にとってプラスになるためには、活動時間の短縮や効率化、仕事と家庭の両立を支援する体制など、様々な工夫が必要になるでしょう。
今回のアンケートは、パパとママが協力して子育てに取り組むことの重要性を改めて示すとともに、より良いPTA活動を実現するためのヒントを与えてくれているのではないでしょうか。