本紹介動画を投稿するTikTokerの代表格であるけんごがやはりTwitterにおいTikTokでの活動休止を発表した。
「TikTok売れ」には限界があるし、なんでもかんでも、いくらでも売れるわけではない。現状では本紹介動画の影響力は若年層女子に偏っており、男子や、上の世代には届いていない。刺さる作品ジャンルもライト文芸系にかなりの程度限定されている(もっとも、これは紹介者側の問題ではなく受け手であるTikTokユーザーの好みが大きいが)。
そこを過大評価するような風潮には筆者は懐疑的であり、メディアは現実に即した報道をすべきだし、「TikTok売れ」が孕む課題から目を背けるべきではないと考える。
しかし、けんごのように先陣を切って取り組む人がいなければ、たとえば「男子向けに力を入れてやってみよう」と思うフォロワーも生まれない。
「がんばって動画を作っても出版業界人からは歓迎されないのか」と思ったら、ほかにも離れていく人はいるだろう。
かつて、一部の文芸評論家は書評家に対して「長い批評も書けないくせに」と揶揄的に見ていたが(今もいるのかもしれない)、そうやって下に見られた書評家が今度はTikTokerを下に見るという不毛の再生産は嘆かわしい。それぞれ役割が違うし、それぞれに求める人がいる。自分の仕事に自負を持つのは当然のことだが、それをもってほかの人間をバカにするのはどうかと思う。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
正直な気持ちを書きます。わたしはTikTokみたいなもんで本を紹介して、そんな杜撰な紹介で本が売れたからって、だからどうしたとしか思いませんね。そんなのは一時の嵐。一時の嵐に翻弄されるのは馬鹿馬鹿しくないですか?
— 豊崎由美≒とよ婆 (@toyozakishatyou) Dec 9, 2021
あの人、書評書けるんですか?
書けません。僕はただの読書好きです。
— けんご📚小説紹介 (@kengo_book) Dec 11, 2021
書けないですが、多くの方にこの素敵な一冊を知ってもらいたいという気持ちは誰にも負けないくらい強いです。
読書をしたことない方が僕の紹介を観て「この作品、最高でした」「小説って面白いですね」と言ってくれることがどれだけ幸せなことか知ってますか? twitter.com/toyozakishatyo…
TikTokの投稿をお休みさせていただきます。各方面で様々な企画等控えているのに、本当に申し訳ないです。
— けんご📚小説紹介 (@kengo_book) Dec 10, 2021
僕はTikTokを仕事にしてません。PR動画を1本も上げたことないです。純粋に楽しかったのですが、これからは楽しめそうにありません。
動画も含めて、Instagramでの小説紹介は続けていきます。
tiktokもツイッターと同じであくまで媒体でしかないので、その媒体を理由に批判するのは内容が伴ってないのでは。ちょっと書評屋さんの思い上がりが甚だしいと思う。しかも件の方は書評家とも言っていないので、彼の功績で本が売れたのが妬んでるようにしか見えない。
— のらえもん (@nora_emon95) Dec 11, 2021
twitter.com/nora_emon95/st… twitter.com/toyozakishatyo…
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根本的に若者たちは書評など読まん、というか新聞とか書評が載っているメディアを読まん。tiktokだろうがなんだろうが読書のきっかけを作ってくれるのはありがたいから出版業界はこれに怒り狂うのだろう。 twitter.com/toyozakishatyo…
— インヴィジブルタッチ (@ACEPURECONTROL) Dec 11, 2021
本そのものの質じゃなくて、その紹介のレベルの優劣で誇ること自体どうかと思うけど、増して載せる媒体での判断って不毛じゃないですかね。 twitter.com/toyozakishatyo…
— 畠山茂 / はっち / hacci (@hacci88) Dec 11, 2021
豊崎さん、〈正直な気持ち〉なのでしょうが、こういう形で公言するのは乱暴だと思います。
— 千野 帽子12月7日共著TOKYO MACH 俳句を選んで、推して、語り合う (@chinoboshka) Dec 11, 2021
それ、僕が東京マッハをはじめた年に、俳句やってる人たちに言われたことですよ。
僕らが10年やっても俳句になんの影響も与えてないことを思うと、TikTokの人はすごいと思います。
twitter.com/toyozakishatyo…
書評家って文芸評論家にバカにされてきた側面あるのに、その書評家がTikTok bookerをディスって萎縮させるの闇深い。
— J( 'ー`)し☆かっちゃん (@AndreMalraux24) Dec 11, 2021
だからどうしたとしか思わないならスルーして、自分の矜恃を貫けばいいだけなのに。
「文学賞メッタ斬り!」のように権威にたてつくのとは真逆の行動でしょう。 twitter.com/toyozakishatyo…
じゃあ全ての広告は必要ありませんね
— 頭八咫烏@漠然とした不安 (@atamaYatagarasu) Dec 11, 2021
コピーライターは書評を書けませんから twitter.com/toyozakishatyo…
書評をかけるのがそんなに偉いのか。どんな媒体でもいい本を紹介することはやるべき。 twitter.com/toyozakishatyo…
— tuki_DB (@natuki_DB) Dec 11, 2021
書評書く必要ないし
— じぇっとだっしゅ (@jetdash) Dec 11, 2021
文章を、読まない人に本を買ってもらう為にお前は文章を書くのか?と問いたい twitter.com/toyozakishatyo…
「読書家にしか読まれたくない」ならそれでもいいだろうけど、「まだ本への興味が薄い人(でも今後読書家になるかもしれない人)」はお堅いところに載ってる書評はそもそも読みにいかない
— かいと低浮上ムビアカ済 (@kaito_iraritu) Dec 11, 2021
本読んでくれる人を増やしたいなら
本との出会いを増やすための間口広げたりハードル下げるのって大事なのに… twitter.com/toyozakishatyo…
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@Zetsuyuru_i 仰る通りです。「書評を書け」ることがそんなに偉いんですかね?すごくTikTokを下に見ている感がヒシヒシと。
— 夜の帳と蝶 (@tgysw2U4M) Dec 11, 2021
紹介する自分がそんなに偉いとでも?周りは一時の嵐で自分のは「永続的な嵐」とでも?思い上がりが甚だしい。
どんな理由であれ本を手に取る門戸でしかないでしょうに…ホント醜いです。 twitter.com/toyozakishatyo…
継続して本を紹介するのはすばらしいこと。そのおかげで本を読むきっかけを得られた人がいる。杜撰な理解で本紹介を誹謗して…何様なんだ。この人はtiktokで本紹介できるのか?視聴層に一冊でも本への興味を抱かせられるのか?導線を引いたのか?書評って印象悪いね。 twitter.com/toyozakishatyo…
— スの人 (@suna_grit) Dec 11, 2021
以前教員の友達が文ストの流行で芥川龍之介や太宰治を読んだり、本そのものに興味を示して学級文庫の本を手に取る子がクラスの大半になったって言ってた。
— 律(Shion)@メイン完走 (@maria0913) Dec 11, 2021
本を身近に感じられるのは大切なこと。
誰かに刺さる紹介をするって大変な事なのにどうして分からないんだろう twitter.com/toyozakishatyo…
自分には出来ない事や新しい取組を棚にあげて、さも自分が上と思わせ相手を攻撃するのは自分が上であると周囲に示したいだけ。別の言い方をすれば「自分は老害」と言いふらしているだけ。どんなにすごい業績や賞を取って実績があっても、そこからは転落しかない。 twitter.com/toyozakishatyo…
— Keita (@Keita55489741) Dec 11, 2021
書評書けないと本紹介しちゃダメなの?好きだからみんな知って!って気持ちで本紹介しちゃダメなの?なんかすごい悲しい… twitter.com/toyozakishatyo…
— (΄◉◞౪◟◉`)(いたち) (@ura_itachi) Dec 11, 2021
著述家ではなくて書評家がこういうこと言ってるの、本当に残念。 twitter.com/toyozakishatyo…
— アーミー・ハマー直子@禁酒初日 (@Nin_Kuzu) Dec 11, 2021
【マニアがその業界を潰す】
— たっか? ピアノ調律師✖️音人 (@piano_t_388) Dec 11, 2021
音楽業界もこの様な事にならない様にならないしないとなぁ…
間口が広く、ミーハーに優しい音楽業界になって欲しい twitter.com/toyozakishatyo…
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たしかに、書評は専門性のある凄いことではあると思います。
— 中野大樹(東洋経済記者) (@nakano_tkbiz) Dec 11, 2021
ですが、書評家と作家だけで本の世界は維持できるものでしょうか?
読者がいるからこそ本は存在しうる訳で、読者に対して排他的にマウントを取りに行くことは、文学の未来を潰す無責任なやり方だと思います。 twitter.com/toyozakishatyo…
くだらねぇw
— はるぴん?☃️? (@Harupingsan222) Dec 11, 2021
正直な気持ちを書きます。
誰にどれだけ思い入れがあろうが、本は所詮商品よ。売れてなんぼやぞ。
売れないものは誰も作りたくなくなるし、結果誰からも必要とされなくなるんや。
そんなものもわからん奴が何の評価しとんのや。 twitter.com/toyozakishatyo…
書籍なくば書評も書けまいに他所様にまで嘴突っ込みなさんなみっともない twitter.com/toyozakishatyo…
— ladysmoker (@lady_smoker_) Dec 11, 2021
結局こう言う旧態依然の硬直したモノゴトしか考えられない人の一言で本が死んでいく、直木賞作家だって若者に人気の歌手とタイアップする時代に、TikTok「みたいなもん」と若者文化を小馬鹿にするのはあまりに愚かでしょう。 twitter.com/toyozakishatyo…
— アマネ? ⚗ ? (@amane015) Dec 11, 2021
おいおいおいおいおいおいおい、何言ってんだよ。売れたらいいじゃんかよ。入口は広ければ広いほどいいんだよ。一時の嵐だろうがなんだろうが、触れる機会がある事が大事なんだよ。あなたのこの苦言こそが出版業界の癌で、業界シュリンクの要因なんだよ。 twitter.com/toyozakishatyo…
— ふぃーさん (@phibra2evo) Dec 11, 2021
時代に乗り遅れてますね? twitter.com/toyozakishatyo…
— みやびmama (@miyabi39mama) Dec 11, 2021
きっかけは何でも良い。兎に角、知ってもらわなきゃ話にならない。しかし、素敵な作品だ、という紹介すら拒むのか?
— NS400R0387 (@NS400R0387) Dec 11, 2021
自分が馴染んでないメディア等を低く見ていると公言するのは、自分の品性や知性を低く見せる効果が大変大きいのです。 twitter.com/toyozakishatyo…
これって言いかたの問題だと思うけど、要点はTik Tokの本の紹介と書評は別のもので、自分は書評という形式に誇りを持っています、ということでしょう?
— 鍋 (@nabe2584) Dec 11, 2021
書評書くの大変だし、トヨザキ社長もたまにはちやほやされたいんや、ねぎらって差し上げればええやん twitter.com/toyozakishatyo…
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