これから次作の執筆にはいろうとしたのに

ま　　た　　チ　　コ　　ち　　ゃ　　ん　　か　　！

— 近代食文化研究会@「焼鳥の戦前史」発売中 (@ksk18681912) Aug 21, 2020

nhk.jp/p/chicochan/ts…

昨晩のチコちゃんの東郷平八郎肉じゃが話は、舞鶴市の清水孝夫さんが平成７年に創作した街おこしのための架空の話。

悪く言えば「嘘の話」。

この事は清水さん本人が繰り返し認めている事実。

— 近代食文化研究会@「焼鳥の戦前史」発売中 (@ksk18681912) Aug 22, 2020

毎日新聞１９９９年８月１０日夕刊（大阪版）は、東郷平八郎肉じゃが話について次のように報じています。

”作戦を仕掛けたのは舞鶴市の会社社長、清水孝夫さん(66)。” https://t.co/gTXsZIiNXh

— 近代食文化研究会@「焼鳥の戦前史」発売中 (@ksk18681912) Aug 22, 2020

”清水さんは９５年、有志と「まいづる肉じゃがまつり実行委員会」を結成（中略）「東郷元帥が舞鶴鎮守府司令長官だった折、英国留学中に食べたビーフシチューが忘れられず、日本風にアレンジさせたのが肉じゃがの元祖」--という由緒物語も清水さんのアイデアだ。”

— 近代食文化研究会@「焼鳥の戦前史」発売中 (@ksk18681912) Aug 22, 2020

つまり東郷平八郎肉じゃが話は清水孝夫さんが創作した架空のストーリーなのですが、これは毎日新聞が本人に取材して確認した事実。

同じく毎日新聞１９９９年１０月２４日京都地方版には、清水孝夫さんへのインタビューが載っています。

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”海上自衛隊幹部から９年前、肉じゃがのルーツは旧海軍、と聞いたのがきっかけ。これは使えるなと、ピンと来まして、東郷平八郎が登場するストーリーを創作したわけです。” https://t.co/sFKwIN3IkY

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月刊地域づくり２００１年３月号には、清水さん本人が寄稿した記事が載っています。
jcrd.jp/publications/c… https://t.co/K1CHgSyeXZ

— 近代食文化研究会@「焼鳥の戦前史」発売中 (@ksk18681912) Aug 22, 2020

”東郷さんが出てくるのにはわけがある。「肉じゃがは今から百年前の明治三十四年、舞鶴海軍鎮守府の初代司令長官であった東郷平八郎中将が（中略）だから、東郷元帥が肉じゃがを舞鶴で初めて作った」―こういうストーリーをつくり上げたのである。”

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さて、ここまではおさらいですが、問題は「チコちゃん」に出演した高森直史さんという人物。

元海上自衛官で、旧海軍の食文化について詳しい高森さんは、かつて舞鶴で旧海軍と肉じゃがの関係について講演したことがありました。

その講演を聞いていたのが清水さんだったのです。

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高森直史著『帝国海軍料理物語』から引用します。

”舞鶴での勤務が二年すぎ、平成六年春、私は定年をむかえて広島に帰った。しかし、あのときの私のつたない話を聞き流さないで、肉じゃがが町おこしになると考えた人がいた。舞鶴市の商業デザイナー清水孝夫氏” https://t.co/UHUTZla1jO

— 近代食文化研究会@「焼鳥の戦前史」発売中 (@ksk18681912) Aug 22, 2020

”肉じゃがは舞鶴の町おこしになると思うので、東郷さんにも一役買ってもらうことにしますウ。よろしいか」 と電話があった。”

つまり、清水さんは東郷肉じゃが話を創作する前に、高森さんに相談し許可をもらっていたのです。

— 近代食文化研究会@「焼鳥の戦前史」発売中 (@ksk18681912) Aug 22, 2020

つまり「チコちゃん」に出演した高森さんは、平成７年に創作された東郷肉じゃが話の当事者なんです。

もちろん、東郷肉じゃが話が本当の話ではないことを知っています。

そのことを知りながら、番組に出演したのです。

— 近代食文化研究会@「焼鳥の戦前史」発売中 (@ksk18681912) Aug 22, 2020

そしてチコちゃんの番組スタッフが高森さんを通じて

「東郷肉じゃが話は創作された架空の話」

と認識していた可能性もあります

— 近代食文化研究会@「焼鳥の戦前史」発売中 (@ksk18681912) Aug 22, 2020

そうなん？
ふつーにへぇーって観てしまった。 twitter.com/ksk18681912/st…

— Yukie C. (@yukie_lotus) Aug 22, 2020

実家帰ったときに見たことがある程度だけど、あの番組はNHKというよりはゴミ連中が持ち込んだ匂いがプンプンした。NHKも含めてあらゆるテレビ系コンテンツはオンデマンドで選択して視聴するのが良いと思う。 twitter.com/ksk18681912/st…

— Takashi SASAKI 佐々木隆志 (@TakashiSasaki) Aug 22, 2020

マジか… twitter.com/ksk18681912/st…

— n　a　k　k　y (@nakky85hemmy) Aug 22, 2020

よくできた話とは思ってたけど、そんな最近のことだったのか twitter.com/ksk18681912/st…

— すだちくん (@sudachi_kun) Aug 22, 2020

こうやって、事実がねじ曲げられるのか。 twitter.com/ksk18681912/st…

— 片野嘉弘 (@katanoyoshehero) Aug 22, 2020

チコちゃん、ええかげんにせいや。黙っとれ。 twitter.com/ksk18681912/st…

— ジェロム・レ・ナンバ (@chamberrin) Aug 22, 2020

誤りの多いことで有名なチコちゃんの通常運転 twitter.com/ksk18681912/st…

— かめ (@anoncow1) Aug 22, 2020

以下、ワクチン的にどうぞ twitter.com/ksk18681912/st…

— FUKUSIMA,Yukihiro (@archivist_kyoto) Aug 22, 2020

ここからの一連のツイートは、1995(平成7)年に「創作(捏造)」された肉じゃがの「東郷平八郎創作説」が、それに関わった人間を証言者として、（共同テレビなどの民間企業が関わっているとはいえ）NHK総合テレビで堂々と流されたという事実を表わしている #チコちゃんに叱られる #チコちゃんが叱られろ twitter.com/ksk18681912/st…

— ラーメン評論家 山本剛志（らをた）【ラジオ番組でラーメンの話をしたい】 (@rawota) Aug 22, 2020

この話は何かで読んで知っていたのですが、まあ、町興しの為のストーリーという事でいいんじゃないかな、と。
「安部川もち」は家康が安部川で餅にきな粉をまぶしたからみたいな。
北野天満宮の「長五郎餅」のように、そんなこともあったんだろうなあ、的なストーリーになっていると楽しいと思います。 twitter.com/ksk18681912/st…

— 裕紀 (@yuuki_satou) Aug 22, 2020

ま、今更、NHKが何やっても驚きませんねw 端から「捏造」「でっち上げ」を標榜しているとしか思えないのですから twitter.com/ksk18681912/st…

— あいきっちゃん (@rikugunbugyoh) Aug 22, 2020

この1995年に創作された東郷肉じゃが話、私の記憶では司馬遼太郎「明治という国家」(1989年)で読んだことになっていました。意図しない記憶の改竄とは恐ろしいものですね…平成一桁は司馬遼太郎読みまくったし「明治という国家」は好きすぎる本だからかな… twitter.com/ksk18681912/st…

— HiIs (@avr2vfr) Aug 22, 2020

またチコちゃんがやらかしたのですか。。。
こういう番組は毎週はきついのではないのかしらと最近思います。
季節ごと位の特番ならきちんと調べて「こういうストーリーでいこう」というのに流されず作れないかしらと(-""-;) twitter.com/ksk18681912/st…

— 絢丸 (@ayayarya1225) Aug 22, 2020

やっぱ毎週コンスタントに「意外な真実」を取材しなきゃならないからこういう捏造も軽くやってのけてしまうんだろうな。トリビアの泉やほこ×たてなどの人気番組もそうだった。スマッシュヒットを毎週提供できるはずがない。 twitter.com/ksk18681912/st…

— 抱きしめ亭トゥ騎士 (@holdme4knight) Aug 22, 2020